紙でも燃えにくく衝撃に強い!折り紙工学を活かした防災用帽子
IT・デジタル
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
Amazon、押すだけで日用品の再注文が可能な物理ボタン「Dash Button」を日本でもリリース
-
内閣府のプロジェクト「防災4.0」で防災事業アイデアを公募!

昨今では、折りたためる防災用ヘルメットも複数の企業が発売しているが、全く別のアプローチから頭部の保護ができるアイテムを東京ビッグサイトで開催されていた「中小企業 新ものづくり・新サービス展」で見つけたので紹介していこう。
そのアイテムは、秦永ダンボールの「アウトリーチ 防災用帽子」。会社名から分かるように、同アイテムの材質はダンボールをベースにしており、“折り紙工学”の権威・明治大学研究・知財戦略機構の萩原一郎特任教授(東京工業大学名誉教授)との共同開発により生み出された。
基本コンセプトは、防災頭巾に変わる頭部保護アイテム。防災頭巾よりも落下物に対する強度が強く、さらに折り紙工学を活かした折りたたみ機構により、カバンやランドセルなどに入れて持ち歩いたり、まとめて収納することもできるコンパクトさが特徴となる。
紙というと、どうしても火や水に弱いイメージを抱くが、同アイテムは燃えにくく、水に強いという特徴を持った特殊加工したダンボールを用いることで、紙製ならではの課題もしっかりと克服している。
重さは150g程度となっており、避難所などで利用する際には、まくらとして活用し、いざとい時には頭部を護るといった使い方も可能だ。ちなみにAmazonでは、1,980円で販売されている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
特集
この記事の写真
/