次世代リーダー支援などを目的に「孫正義育英財団」設立……京大・山中教授が副代表理事に
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
同財団は高い志と異能を持つ若者を対象として、さまざまな活動ができる場の提供、海外留学などの学費支援を行うほか、AIなど新たなテクノロジー分野への助成、未来に貢献する研究・団体を支援するとしている。
財団の副代表理事には、京都大学のiPS細胞研究所 所長である山中 伸弥氏が就く。
同財団は、今月5日より活動に向けての準備中で、2017年1月から、支援を希望する若者を募集する予定。同年春以降、本格的に活動していくとしている。また、同年2月10日には、「未来を創る若者たちへ」をテーマとした特別対談イベントが実施される。そこでは孫氏と山中氏をはじめ、理事となる五神 真氏、評議員となる羽生 善治氏が登壇する。同イベントの申し込みは、同財団のウェブサイトにてスタートしている。
同財団の設立について、孫氏、山中氏は以下のようにコメントしている。
「人類最大の革命であるシンギュラリティを見据え、高い志と異能を持ち、新しい世界を創出していく数多くのリーダーが求められると考えています。この財団を通じて、未来を創る若者に、新しい価値観やテクノロジーに触れ、一流の志を持つ仲間との交流ができるような場を提供したり、奨学金やテクノロジー研究への助成するなど、私ができることを精一杯やっていきます。志を持つ若者には、生涯をかけて登るべき山を見つけてほしいと願っています。新しい世界を担う新世代のリーダーを支援することで、人類の未来に貢献したいと考えています」(孫氏)
「早い段階から、自分の才能を信じて磨き続けられる環境に身を置くこと。そして、失敗や挫折を恐れずに、自分の目で、頭で、体で、たくさんの経験をすること。それが、科学技術の分野はもちろん、さまざまなフィールドで活躍する人材には必要不可欠だと考えています。皆さんが大きなビジョンを掲げ、その才能を発揮して、日本そして世界を支える未来の力になっていくことを心から応援しています」(山中氏)
《KT》
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