Evernote、批判殺到のプライバシーポリシー変更を撤回
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変更が予定されていたプライバシーポリシーは、オプトアウト権限を含むものの、同社の一部社員が機械学習の監督を目的として、ユーザーのノートを閲覧できるようにするといった内容が含まれており、批判が殺到していた。今回の発表によって、これまでと同様に、基本的にユーザーのノートはオプトイン方式で守られることになる。
ここから先はこれまでと同様ではあるが、例外的に、規約違反や法令遵守などの観点からノートの内容が表示されることがあるほか、同社従業員は機能が正常に動作しているかを検証するために、ランダムなコンテンツを表示することがある。こうした対応は、他のインターネット・カンパニーでも同様で、マシンが検出した個人情報は、従業員からマスキングされるという。
プライバシーポリシー変更の目的として示されていた機械学習の検証は継続され、ユーザーがこの実験的な取り組みに参加することを自ら選択した場合は、より多くのパーソナライズされた体験を楽しむことができるようになると案内されている。
《KT》
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