不安を感じつつも7割が防犯・防災対策実施せず……セコム調査 | RBB TODAY

不安を感じつつも7割が防犯・防災対策実施せず……セコム調査

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調査は20代以上の男女計500名を対象に実施。「最近何かに不安を感じているか」という問いには「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が不安を感じていると回答(画像はプレスリリースより)
調査は20代以上の男女計500名を対象に実施。「最近何かに不安を感じているか」という問いには「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が不安を感じていると回答(画像はプレスリリースより) 全 7 枚
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 セコムは27日、20代以上の男女計500名を対象に実施した「日本人の不安に関する意識調査」の結果を発表した。同社は2012年から毎年本調査を実施しており、今回で5回目となる。

 調査は12月9日~11日にかけて、20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上の各世代の男女それぞれ50名ずつ、計500名を対象に実施。日本人がどのようなことに不安を抱き、対策を行っているのかについて調査した。

 最近何かに不安を感じていることはあるかという問いには、「感じている」31.0%、「どちらかといえば感じている」41.6%と、72.6%が「ある」と回答。内容は1位「老後の生活や年金」72.7%、2位「健康」64.7%、3位「地震」53.2%で、「地震」への不安は昨年(43.2%)より1割増加している。

 今後の治安悪化や犯罪増加については、「そのように思う」16.8%、「どちらかといえばそのように思う」61.8%と、全体で78.6%が「悪化する」と回答。また災害増加や被害拡大の可能性についても、「そのように思う」17.2%、「どちらかといえばそのように思う」67.2%と、全体で84.4%が災害の増加に不安を持っている。

 その一方で、防犯対策については66.8%の人が、防災対策についても67.2%の人が「していない」と回答。「していない」と答えた人が昨年よりそれぞれ3.8%、1.6%増加しており、不安を抱きながらも防犯・防災対策の意識は低いという傾向が浮き彫りになっている。

《防犯システム取材班/鷹野弘》

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