フィリピン滞在時は通信速度に期待せず、のんびりと過ごすが吉
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■はじめに
その前に、フィリピンの方の国民性について、軽く触れておく。こちらの方は、日本人では考えられないほどにおおらかだ。日本人は、毎日時間に追われている。友人との待ち合わせはもちろん、特にビジネスの場において、遅刻は厳禁。アポイントの場面等では、約5分前程度に到着しておくのがベターだ。
しかし、ここフィリピンは違う。待ち合わせ時間に家を出るというのは当たり前。パーティーの集合時間に人が集まることなど、まずない。幹事すら待ち合わせ時間に来ないことも多い。
日本人にとって、時間というのは有限なもの。急ぐのが当然だが、フィリピンの方にとって、それは無限なものに感じる。ゆっくりと、急ぐことなく、のんびりと。渋滞に巻き込まれても、タクシーの運転手はノリノリで歌っている。自分が目先のことに対して、常に急いでいることが、なんだか馬鹿みたいに思えてくる。そんな国だ。
■フィリピンの通信キャリアは?
フィリピンには、SmartとGlobeというキャリアが存在する。いずれのキャリアも大きく、街中にはそれらの看板が多数見られる。
読者の方がフィリピンに行った際のためにご紹介しておくと、もしもSIMフリー携帯電話に現地SIMを挿したい場合、空港でSIMを購入することをおすすめする。なぜかと言えば、こちらのタクシーは日本人からかなり搾取をするからだ。到着次第、すぐに現地SIMを挿し、UBERを利用するのが賢明と言える。例えば、空港に停まっているタクシーを利用すると、空港からマカティと呼ばれる市街地に行くだけでも、1,500ペソ(約4,000円)というのもザラだ。日本の感覚で言えばそこまで高くないように感じられるかもしれないが、これは相場とかけ離れた金額。ちなみに、市街地までの料金は、UBERであれば一般タクシーの10分の1程度となる約160ペソ(約410円)であった。
《KT》
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