中村獅童、10代で「主役は無理」と言われ「自分で切り開く目標ができた」
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
歌舞伎の名門の家柄に生まれながら、父親が歌舞伎役者を廃業していた獅童。自ら望んで入った世界だったものの、10代の頃会社の人間に「お父さんが歌舞伎役者じゃないから主役は難しい」と言われショックを受けたのだという。「諦めようと思ったけど、『主役無理ですよ』っていう当たり前の人生を歩むのではなく、自分で切り開くという目標がそこでできた」と語った獅童は実際にその後オーディションで掴んだ映画『ピンポン』での準主役で各新人賞を総なめに。今ではその一言を言ってくれたことに感謝をするほどだという。
しかし、当然のように歌舞伎役者が映像をやることを批判する人もおり、心が折れることもあったと語ったが、「俺自身の人生だし、思うとおりに生きてやろうと思って」と当時の心境も語った。「スキンヘッドにする人とか金髪にする人とかたまたまいなかったから異端といわれたけど」とこれまでを振り返った獅童。対談相手の三原が「歌舞伎」の語源が「傾く」(常識外れの意味)に由来することを口にすると、「歌舞伎って言葉自体が異端児だから。普通じゃないことが美意識にある」と、自身の生き方を「歌舞伎」と重ね合わせ大きく頷いた。
《築島 渉》
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