文藝春秋が『文藝芸人』発売!よしもととタッグも「親しき仲にもスキャンダル」
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文藝春秋取締役副社長の西川清史氏は「一昨年、又吉さんが火花で芥川賞を受賞して以来、吉本興業の大崎社長と知り合い、うちの芸人使っておもろい雑誌つくれないか、と相談されていた」と経緯を説明。2016年に編集部を作り、文学界の編集長を経験した大川茂樹氏発行人に起用した。
エッセイ、イラストなどお笑い以外にも関心がある芸人に面談、実に152人の芸人が参加している。大川氏は「小説家と芸人は共通するところがある。言葉を操るのが仕事で、(むしろ)言葉だけがその存在を保証している」と分析。今回起用したの芸人について「驚くほど多様で独自の文体や破壊力を持っている」と評価した。
吉本興業代表取締役専務の田中宏幸氏は「舞台から活字へを合言葉に取り組んできた」と今回のタッグにかける思いを吐露。よしもとクリエイティブエージェンシー専務取締役の内田久喜氏は「よしもと芸人と向き合うというエネルギーを使っていただき、バラエティーに富んだ雑誌になった。お笑いファンではない人にも読んでいただきたい」とアピールした。
会見にはFUJIWARA藤本敏史、平成ノブシコブシの徳井健太、ジャルジャルの福徳秀介、ハリセンボンの箕輪はるか、横澤夏子といった芸人も登場した。
記者からは、これを機会によしもと芸人に対するスキャンダル追及の手が緩むことはないのか?との質問があったが、西川副社長は「親しき仲にもスキャンダル」と回答。「(週刊文春)は副社長の言うことなんか聞く編集部じゃない」とした。また、藤本敏史に対しては、これを機会に書かれる前に膿みを出してしまうという考えはないのか聞かれると「あるか!」「あっても言うか」と笑いを誘った。
《RBB TODAY》
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