飯豊まりえが自分の殻を破った日!映画「暗黒女子」メイキング映像が公開
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同作はセレブ女子高生たちが通う、聖母女子高等学院を舞台に、全生徒の憧れの的だった白石いつみの謎の死を巡って疑惑の目を向けられた文学サークルのメンバーたちが自作の物語を朗読する定例会でそれぞれが思う犯人を告発していく物語で、全ての予測を裏切る、ラスト24分のどんでん返しに注目が集まっている。
今回公開となったメイキング映像で捉えたのは、メンバーたちがそれぞれいつみを殺した犯人を告発する小説をそれぞれ発表した後、小百合によって読み上げられる“いつみ自身が書いた”小説の中のある場面。先日公開となった予告映像では、それまでは他の生徒を照らす太陽のような存在であったいつみが暗黒感たっぷりに「い・や・だ」と言い放つシーンがチラリと映し出された。今回のメイキング映像はそのシーンの続き。「い・や・だ」と言い放ったいつみは意味深なセリフを吐き自ら身を投げたとも取れる飛び降りを見せる。いつみの内面や飯豊の生々しい息遣いを映画本編とは違った形で味わうことができる貴重な映像となっている。
またこのシーンの撮影時は台風が迫り直撃も危ぶまれていた昨年8月のある日。他のキャラクターや観客を“ちゃんと”裏切り、“完璧に美しく”身を投げることが求められた飯豊は、朝から誰とも口を利かずナーバスになっていたという。そんな中で飯豊は一発OKでこの場面を完ぺきに演じた。
耶雲哉治監督はこのシーンを振り返り、「この屋上のシーンを撮った日が飯豊さんが自分の殻を破った日ではないかと思います」とコメント。さらに「『い・や・だ』というセリフにすべてを駆けるという彼女の意気込みや、そこまでにため込んだものをここで爆発させようというムードがすごく伝わってきました。この場面はそれに続けて撮っていますが、あのセリフを完璧に演じられて、キャラクターを完全に裏返す演技ができたことで、彼女の中でもこの日で変わったような気がします」と彼女の変化について語り、「物語の主役として勢いよく飛び降りるということを、こちらから何も言わずともやってくれました」とこの場面を演じきった飯豊を称えた。
(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社
《松尾》
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