本田真凛、連覇ならず!世界ジュニア選手権2位
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世界ジュニア選手権は、2002年・高橋大輔、2004年・安藤美姫、2005年・浅田真央、そして2010年・羽生結弦と数々の日本のトップスケーターが制してきた世界への登竜門。
昨年この大会を制し世界ジュニア女王となった本田真凛は、日本人初の連覇を目指し挑んだ。女子フリーの演技では、トリプルルッツ、トリプルトゥループ、ダブルアクセル、トリプルサルトなどひとつのジャンプも逃すこと無く成功させ、伸びやかに華やかに氷上を舞った。解説の荒川静香からは「心と体がかみあっているスケート」、高橋大輔からは「演技が進むに連れて観客がひきこまれていった」と賞賛のコメントが送られた。
先日行われた女子ショートプログラムでは68.35点で2位。この日の女子フリーでは自己ベストとなる133.26点を記録し、ジュニア選手権史上2人目の200点超えとなる、201.61点を叩き出した。しかし、ショートプログラム1位のロシア、アリーナ・ザギトワも208.60点と200点超えの高得点を獲得。本田は2位の銀メダルという結果となった。
インタビューにこたえた本田は「正直すごく悔しい気持ちもあるんですけどやれることは全て出し切ってのこの結果なので、今できることは全てできたんじゃないかと思います」と、全力を尽くしたことを語り、コーチから生放送のテレビの前で見ている妹に「憧れのお姉ちゃん」と言われるような演技をするようにと氷上に送り出されたことも明かした。「順位は関係なく、自分にできることと妹たちに届くようにできたと思います」と語り、目標としていた10点アップも成し遂げたが、結果は2位だったことに「すごく複雑な気持ち」と心中を明かした。しかし、平昌オリンピックに向け「シニアにも上がれると思うので、シーズンオフ中に覚醒したい」とこれからの意欲も力強く口にした。インタビューの最後では、支えてくれた人たちや日本のファンに「申し訳ない気持ちもある」と涙ぐんだ本田、「この気持を大切にしたいと思います」と目に涙を浮かべながら言葉にした。
同大会では全日本ジュニアチャンピオン・坂本花織も195.54点で銅メダル、白岩優奈は5位に入賞した。
《築島 渉》
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