Apple、新ファイルシステムを採用したiOS 10.3をリリース
IT・デジタル
スマートフォン
注目記事

iOS 10.3では、Apple IDアカウントの情報や設定内容、およびデバイスが一覧できる新しい設定画面が導入されたほか、“iPhoneを探す”機能を利用してAirPodsを探すことができるように。また、Siriを使用して支払い(支払いの実行、請求書の確認)や配車サービスを利用することができるようになっていたり、対応自動車メーカー製のアプリを使用して、車の燃料の残量確認や、ドアのロックの状況確認、ライトの点灯、クラクションを鳴らすことが可能にになっている。
他に、安定性の向上や細かな不具合修正等も含まれているが、一番重要なポイントは、新しいファイルシステムApple File System (APFS) が採用されている点。WWDC 2016で発表されたこの新ファイルシステムでは、セキュリティが強固となり、iPhoneの高速化などが期待できる。
一方で、ファイルシステムの書き換え項目を含むため、これまで以上にアップデートは慎重に行いたい。アップデートをする際には、万が一に備えて、バックアップをとることをおすすめする。
《KT》
特集
この記事の写真
/