「研究力」が軸に据えられている世界版ランキングだが、日本版ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるよう、大学の「教育力」を測る設計になっている点が特徴。既存の大学ランキングが、主に入学時の学力を軸に作成されている一方で、今回のランキングは、学生の学びの質や成長性に焦点があてられている。
発表された総合順位10は、1位が東京大学、2位が東北大学、3位が京都大学、4位が名古屋大学と東京工業大学、6位が大阪大学、7位が九州大学、8位が北海道大学、9位が筑波大学、10位が早稲田大学となっている。また、日本版ランキングの指標は、「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の4分野11項目で構成されるが、各分野の順位についても公表されている。総合順位の詳細や、各分野の順位については、ベネッセの発表資料を参照されたい。