道の駅などを拠点とする自動運転サービスの実証実験、全国10カ所で実施
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超高齢化・過疎化が進行する中山間地域で、人流・物流を確保するため、「道の駅」などを拠点とした自動運転サービスを路車連携で社会実験・実装する。
実験は道の駅などを拠点として、自宅(協力者を募集)を中心に病院、役場などを含め1周4~5kmを自動運転レベル4で巡回する。定期運行やスマートフォンを活用した呼び出し方式となる。
中山間地域での道の駅などを拠点とした自動運転システムでは、例えば路面に敷設する破線を認識する光学ガイドシステムなどを加えることで、線形の悪い中山間地の道路における安全性を確保する。
4月中に主に技術的に検証する5カ所を地域指定して車両や現地設営の準備に入り、夏に実験を開始する。また、4月に公募し、地域の提案内容を踏まえて応募のあった中からビジネスモデルを検討する5カ所を選定し、準備した後、実験を実施する。
実験では、さまざまな道路構造・交通環境や地域環境、コスト、社会的な受容性、地域への効果などを検証する。
実験を行う地域には、関係者間の調整、実験の運営、検証を行う「地域実験協議会」を設置する。
実験車両については公募した中から審査した結果、DeNA、ヤマハ発動機、先進モビリティ、アイサンテクノロジーの4社のモデルを選定した。
7月ごろには「官民ビジネス検討会」を設立して、地域と連携した道の駅の新ビジネスや、自動運転サービスの運営方法・運営主体、事故時の保険などの拡充を検討する。
道の駅などを拠点とする自動運転サービスの実証、今夏に全国10カ所で実施…自動運転車は4社のモデルから選定
《レスポンス編集部@レスポンス》
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