もう引き返せない！ぶっ飛んだ発想で話題の「湯～園地」、完成予想図がついに公開

　“温泉”と“遊園地”を融合させた驚愕のアミューズメント施設「湯～園地」。そんな計画を夢で終わらせないために大分県別府市はクラウドファンディングを実施していたがこのたび、その支援金が3000万円を突破したことを受け正式に実施概要が決定。全8アトラクションの詳細と完成予想図が発表された。

　同計画は「湯～園地」イメージ映像の再生数が100万回を達成した場合、実際に別府市内で計画を実行するという世界初の“再生数連動型公約ムービー”として、昨年11月21日に発表。そのぶっ飛んだ発想がネット上で話題を呼び、わずか4日で100万再生を達成。現在ではすでに320万再生を突破している。

　「湯～園地」が実施されるのは2017年7月29日～7月31日の3日間で、場所は公約ムービーの撮影場所でもある別府市内の遊園地「ラクテンチ」。入園するにはクラウドファンディングサイトCAMPFIREなどを通じて出資（8000円～）する必要がある。

　決定済みアトラクションは、更衣室からアトラクションをつなぐ架け橋にかけ湯を設置する「架け橋かけ湯」、周囲をぐるりと囲んだバーから温泉が噴射し、空中で温泉を楽しむことができる「温泉ミストアストロファイター」、全長100メートルのコースを温泉につかりながら滑ることのできる「温泉スライダー」。

　　また、プールエリアに温泉を入れ、大浴場に変える「特製ブレンド温泉」、馬と一緒に湯船が回転する「温泉メリーゴーランド」、そして新規決定アトラクションとして特性温泉鉄砲を手にターゲットに温泉をぶっかける「湯～列車」と足湯につかりながらアヒルの競争を楽しめる催し物も実施される。人工知能AIならぬ ”OU（オーユー）” による予想サービスも導入されるという。

　さらに、人気DJであるTOWA TEIさんがセレクトしたBGMが園内に流れる「TOWA TEI SelectBGM」も決定してる。

　別府市長の長野恭紘は「達成直後は“やった”といううれしさと“やってしまった感”とが入り混じる想いでございましたが公約としてかかげたからにはやるしかないと、昨年末より特別チームを編成させて頂き、日々計画の実行にむけて色々な協議を重ねて参りました。多くの方のご支援により、本日完成予想図の発表にこぎつけたことを本当にうれしくおもっております。実現するからには思いっきり楽しんでいただけるものにしたいと考えておりますので、どうか宜しくお願いいたします」とコメントしている。