IoT活用で迷い猫探しができる「ねこもに」が6月からサービスイン
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
“ねこさがしIoTサービス『ねこもに』”は、BLE((Bluetooth Low Energy)を活用した発信機とスマートフォンアプリを活用した迷い猫の捜索を実現するサービスとなっており、発信機を飼い猫の首輪などに装着し、スマートフォンアプリでその電波を受信し、マッピングすることで居場所を探す。
発信機に使われる周波数帯は2.4GHzとなっており、通信有効距離は最大で75m(実測値。接続機器・使用環境に依存)。装着する猫への負担を考慮して、本体重量は約10g、サイズは縦22.4mm×横44mm×厚さ8mmとのこと。日常生活防水(IP44相当)に対応し、電池寿命はおおむね1年程度となる。
発信機専用の布製ケースも用意されており、そちらは重さ約3g、サイズは縦約34mm×横約53mmと本体を収納しても軽量かつコンパクトだ。
いずれもオープン価格となるが、Amazon.co.jpでは、発信機が5,900円(税別・送料別)、発信機ケースが1,200円(税別・送料別)で販売される。
同サービスは、全国で約985万頭いるという飼い猫のうち、約30%が迷い猫となり、さらにそのうち約20%しか飼い主に戻らないという課題を解決すべく開発されたもので、大地震など各種自然災害発生後に迷い猫になってしまった猫と飼い主を再会させてくれるサービスとしても期待がかかる。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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