『京都人の密かな愉しみ』シリーズ最終話「桜散る」編が13日放送!
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同作は9代続く老舗の有職菓子司「久楽屋春信」の若女将・沢藤三八子(常盤貴子)を主人公とし、細かい季節感(二十四節気)をテーマに、京都に生まれ育った人々の生活の中の愉しみ、喜び、苦悩を描いてきた『京都人の密かな愉しみ』シリーズの最終話。
物語の始まりは二十四節気の「清明」(4月はじめ)。希望の季節であるにも関わらずエミリー(シャーロット・K・フォックス)は、ヒースロー(団時朗)の突然の出家の衝撃に落ち込んでいた。その悲しみが伝播したかのように、三八子も鬱々としている。そんな中、老舗の重圧を背負わせるのをふびんに思っていた母鶴子(銀粉蝶)は、後継者として職人頭の茂にのれんを分ける相談をするが、彼はもっと適任の男がいるということで受け付けない。そんな時、茂のかつての弟弟子でパリにいる三上(石丸幹二)京都に戻ってきた……春爛漫の京都の風物詩を交え、京都人たちの人生の変化を季節の移ろいの中に描く。
NHKオンラインでは最終話の放送を前にエミリー役のシャーロットへのインタビューが掲載されている。自身が演じる“エミリー”の役柄については「エミリーはとてもおもしろい人です」と話すシャーロット。「心の中で思っていることがたくさんあるのに、言葉にすると反対のことを言ってしまう。脚本の方や監督さんは、どうしてエミリーがそのように複雑になってしまったか、そこに至るまでの背景や経緯を、とても丁寧に作っています」と製作陣のこだわりも明かした。ヒロイン・三八子の恋模様はもちろんだが、人間味あふれるエミリーの意外な恋の行方にも注目が集まる。
その他にも、正統的花見弁当にチャレンジする大原千鶴の料理コーナーや、花見弁当を持った大原が京都マダム秘蔵の花見場所でマダムらと花見談義に花を咲かせる実録「京都人マダムお花見女子会」。そして、短編ドラマ「逢瀬の桜」も放送される。
《松尾》
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