「イケてる役者になっていたいです」竜星涼、10年後の目標語る | RBB TODAY

「イケてる役者になっていたいです」竜星涼、10年後の目標語る

エンタメ ブログ
「イケてる役者になっていたいです」竜星涼、10年後の目標語る
「イケてる役者になっていたいです」竜星涼、10年後の目標語る 全 6 枚
拡大写真
 NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、TBS日曜劇場『小さな巨人』などに出演し注目を集めている俳優の竜星涼が12日、ドラマ撮影現場でのエピソードやこれからの目標などについてブログで語っている。

 有村架純主演のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』は東京五輪が開催された1964年を舞台に茨城から集団就職で上京したヒロイン・みね子(有村架純)の成長を描く波乱万丈青春記。竜星は東京で失踪した夫を探しに来た美代子(木村佳乃)の力になろうと優しく手を差し伸べる茨城出身出身の警察官・綿引正義を演じる。

 『ひよっこ』への出演が決まった時の心境を聞かれた竜星は「おばあちゃんが生きていたときに見ていた唯一のドラマがやっぱり朝の連続ドラマだったので、もうちょっと早く出ていれば、見せてあげられたのかなという悔しさもありますが、嬉しい気持ちが一番です」と語り、実際に山形県出身の母親とオンエアを見たい際は「『懐かしい~!』と畑や田舎の雰囲気を楽しんでくれていました。僕も、茨城編は台本でしか見ていなかったので、『おぉ~いいなぁ』と始まった瞬間を噛み締めましたね」と振り返った。

 自身が演じる警察官・綿引正義については「その名の通り、正義感が強くてまっすぐな人なんです。良い人すぎて、困るくらい」と説明し、「でも、良い人だよねで終わらないで『いまの時代、こんな良い人いるのかな?』と見ている方々の心に残るくらい突き詰めていけたらと思っています」と意気込んだ。また、朝ドラ特有の難しさは「やっぱり方言」と話す竜星。「僕の役柄的に全部が茨城弁というよりは、ちょっと気が緩んだときに故郷の言葉が出てしまうという感覚なので、本番で『ここは茨城弁にしよう』と決まることも多くて大変でした」と撮影の苦労を思い返した。

 また、長谷川博己が主演するTBS系日曜劇場ドラマ『小さな巨人』では若手刑事・中村俊哉を演じる竜星。役柄については「中村は頼りないところもありますが、自分の気持ちにまっすぐな刑事なんです。個人的には、見ている人たちが一番共感できるんじゃないかなと」と話し、撮影現場の雰囲気については同世代がほとんどいないらしく「緊張感を持ちながらやらせていただいてます」とコメント。所轄メンバーで20歳近く歳の離れる長谷川や安田顕とのチームワークについて聞かれると「長谷川さんや安田さんとは常に一緒にいますよ。でも、まだご飯にいく時間とかはなかなか取れなくて……撮影が落ち着いたら、ご一緒したいです」と後輩としてメッセージを送った。

 また、今までの俳優人生で最も心に残っている人の言葉については「自尊心を捨てろ」と回答。「その役に染まれってことなのかなって。僕は個が強くて、好き嫌いもはっきりしているタイプなんです。もちろん、役に染まろうとは思っているんですけど、自尊心を捨てることは自分にとって一番大変なことなのかなと。心に刺さりましたね」と説明した。

 最後は10年後の目標として「世の中の人が思っていることや、発信したいことを、僕が代わりに伝えられたらいいなと思います。作品の役を経て、いろんな人がいろんなことを知るきっかけになったら。そんなイケてる役者になっていたいですね」と語って結んでいる。

《松尾》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース