福士蒼汰、木村拓哉を絶賛「芝居への本気度合いがひしひしと伝わってきた」 | RBB TODAY

福士蒼汰、木村拓哉を絶賛「芝居への本気度合いがひしひしと伝わってきた」

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福士蒼汰、木村拓哉を絶賛「芝居への本気度合いがひしひしと伝わってきた」
福士蒼汰、木村拓哉を絶賛「芝居への本気度合いがひしひしと伝わってきた」 全 5 枚
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 木村拓哉主演で話題を集める映画『無限の住人』に初の悪役として出演する福士蒼汰がブログで同作への思いなどを語っている。

 同作は剣客集団・逸刀流に両親を殺されてしまった少女・凜(杉咲花)が不死身の肉体を持つ男・万次(木村拓哉)に用心棒を依頼し、両親の仇を討つために戦い続けるアクション作品。福士が演じるのは凜の父親を殺した張本人・天津影久役だ。

 三池崇史監督作品に福士が参加するのは映画『神さまの言うとおりに』(2014年)以来2度目ということで、久しぶりの再会だったらしいが、三池監督の開口一番は「君にかかっているからね」だったとのこと。「言われて、ドキッとしました(笑)」と明かし、「すごく大事な役だし、自分には見合わないくらい美しい役だと感じていたのですが、それほど期待してくださっているんだと思うと、より気合が入りました」と三池監督の言葉を力に変え、撮影に挑んだことを力強く語った。

 初の敵役であることについては「天津は作品としては敵役という立場ですが、完全に悪とは言い切れない人物だと思うんです。悪だと思って行動しているわけではないし、自分の中の正義を貫いている。その表し方が極端なだけで、自分の信念を貫く男なんだなと思って、いつも通り演じていました」と話し、人に流されやすい自分のことを引き合いに出し、「僕はむしろブレるタイプで、結構人に流されやすい方だと思います。こだわりがないわけではないんですけど、天津ほどの行動はとれない。しかも、天津は自分の身に起きたできごとではなく、祖父に起きたことがきっかけで行動しているので、本当に強い信念だなぁと思いました」と語った。

 役作りについては「剣(斧)を抜いた瞬間に暴力的になっていく、でもその中にも美しさがあるというのは常に意識していましたね」とコメント。また、アクションシーンについては数ヶ月前から殺陣の稽古に取り掛かり、特殊な形状の武器(鎌のような形をした斧)に慣れるために武器をなるべく持ち歩いたという。

 また、木村との共演については「現場では本当に、刺激をいただいて。かっこよさももちろんですけど、1つ1つ芝居への本気度合いがひしひしと伝わってきて、それが役に入るとより増長されるんです。殺陣の瞬間や剣を交えるシーンでも木村さんに引き込まれるというか、木村さんの引力にすごい力で引っ張られる。引っ張られつつ、自分の持っている実力以上のものを引き出してもらいました」と振り返った。

《松尾》

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