コニカミノルタとパイオニア、有機EL照明事業の新会社設立…車載用商品開発へ
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コニカミノルタは、独自のコア技術を活かし、2011年にはりん光発光材料のみを使用した有機EL照明パネルの世界初の商品化を実現。さらに2014年には、りん光発光材料を使用した世界最高効率の白色有機EL照明パネルを発表し注目を集めている。一方パイオニアは、1997年に世界で初めて有機ELディスプレイを量産出荷し、車載機器にも搭載するなど、累計販売は1億4000万枚を超えており、これまでに数多くの有機ELに関する技術を蓄積している。
新会社では、コニカミノルタの保有する「ロール・ツー・ロール方式のフレキシブルパネル製造装置および量産技術」、パイオニアの保有する「有機ELパネルの量産および市場導入実績とカーエレクトロニクスOEMビジネスのノウハウ」といった両社の強みによるシナジーを発揮。両社の有機EL照明事業における事業企画、商品企画、商品開発、生産技術開発および販売を行う。
両社は、今回の新会社設立により、これまで取り組んできたインジケーター用照明、広告用照明、美容照明、医療照明に加え、新領域である車載用照明を提供し、有機EL照明事業の立ち上げを加速していく。
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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