Perfumeが電気グルーヴ・チャットモンチーと対バン！秋にはニューシングルをリリース

　Perfumeが企画する対バンライブイベント「Perfume FES!!2017」が、2日と3日に千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催された。

　同ライブはメンバーの発案で対バン相手となるアーティストを選び、彼女たちが自ら出演オファーをかけるというもの。注目のコラボパフォーマンスは6月2日の「前夜祭」に電気グルーヴ、3日にチャットモンチーが出演。

　電気グルーヴは、最新アルバム「TROPICAL LOVE」の収録曲を中心に、彼らの最新のモードを表すような楽曲をノンストップでプレイ。「Baby's on Fire」「N.O.」といった人気曲も披露され、大盛り上がりの中でライブは終了した。初日のPerfumeは、美しいライティングに彩られながら「TOKYO GIRL」「FLASH」などをパフォーマンス。「いじわるなハロー」「宝石の雨」「GAME」も披露し、ファンを湧かせていた。この日のライブについて、のっちは「本当に憧れの、憧れていいのかもわからないくらいの孤高の存在、電気グルーヴさんとの対バンということで、今日は非常に興奮しています！」と喜びを露わに。その後「Puppy love」で一旦ライブを締めくくったPerfumeだが、あ～ちゃんがもう1曲歌うことを提案。急遽スタートした「チョコレイト・ディスコ」は、予定外だったため映像などの演出もなく照明もシンプルではあったが、会場中に一体感が生まれ大きな盛り上がりになった。

　2日目の対バン相手となったチャットモンチーは、橋本絵莉子と福岡晃子それぞれがさまざまな楽器を操りながら2人だけでライブを敢行。「恋の煙」「隣の女」やスチャダラパーとのコラボ曲「M4EVER」、「いたちごっこ」など、多彩な演奏で観客を楽しませた。その後、エレキギターとドラムという編成でPerfumeのカバー「TOKYO GIRL」が披露されると、会場から大きな拍手が。福岡は「私たちもPerfumeが好きだってことがわかってもらえたと思います」と言って笑った。以降もロックなステージを次々に展開。ラストに福岡がベースを弾いて「シャングリラ」を演奏し、2人のエネルギッシュなステージは幕を下ろした。

　続いてステージに現れたのはまさかの渡辺直美。ビヨンセの「クレイジー・イン・ラブ」などに合わせて挑発的に腰を振り、会場を埋め尽くすオーディエンスを圧倒。そしていよいよ登場したPerfumeは、初日とは違う衣装でパフォーマンスを披露。この日は、チャットモンチーの福岡からリクエストされたという「Baby cruising Love」をセットリストに追加し、「P.T.A.」のコーナーではチャットモンチーに作ってもらったという「はみがきのうた」を初披露した。「Puppy love」でライブ本編が終了したのち、Perfume、チャットモンチー、渡辺直美がステージに勢揃い。6人で改めて「はみがきのうた」を歌唱し、フィナーレとなった。

　最後にPerfumeは、秋にニューシングルをリリースすることと、「Perfume FES!! 2017」の公演が名古屋と大阪でも行われることを告知。気になる出演アーティストについては、現時点で明らかになっていないものの、すでにいくつか決まっているとのこと。次はどのような対バンが繰り広げられるのか、続報に期待だ。