【Interop Tokyo 2017 Vol.3】ディーリンクの無線AP、クラウド管理の手軽さをデモ体験!
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■無線APをクラウドで管理、公衆無線LANとしての開放も可能
当日は「D-Link Business Cloud」についての展示が行われた。このソリューションは同社の無線AP「DBA-1510P」を、クラウド上から管理するというもの。同社でプロダクトエンジニアリング部部長を務める澤太一氏によると、例えば、多拠点にそれぞれAPを設置するような場合には、現地に行かなくても設定を自動で変更できるという。
会場ではあらかじめ設定されたグループに、各無線APのユニークIDを登録するデモが行われた。このユニークID登録だけで、各グループに指定された設定が、無線APに自動で登録されるという。
「ユニークIDの一覧は、弊社からCSVファイルでご提供しています。これをインポートすれば、管理者の方が手入力する必要はなく、誤入力を心配することもありません」
また、「D-Link Business Cloud」の新機能としては、SNS認証の紹介も行われていた。公衆無線LANとして無線APを開放する際に利用する機能で、ゲストユーザーは自身が持つGoogleやFacebookのアカウントを利用して、ネットワーク接続時のログインを行う。将来的には訪日外国人の利用を想定して、WeChatやLINEでのログインにも対応していく計画とのことだ。
実際に会場でSNS認証を試してみたが、SSIDを指定して、パスワードを入力。あとは、ブラウザーでアカウントを指定するだけと、1分足らずの操作でネットワークに接続できた。これなら、ゲストユーザーに手間を感じさせることなく、無線APを公衆無線LANとして開放できるだろう。
■壁埋め込み型の無線APや新作スイッチの展示も
その他、会場では同社のネットワーク機器が多数展示されていた。
数ある展示の中でも注目を集めていたのが、壁埋め込み型の無線AP「DAP-1850AC」だ。コンセントに内蔵するタイプの製品だが、実際にコンセントに装着した様子が見られるため、見た目の様子やでっぱり具合を確認するよい機会になっていたようだ。
一方、スイッチではアンマネージスイッチに管理機能を追加しながらも、価格を抑えたモデルが注目を集めているという。会場では今後発売予定の製品として、ループ検知機能を追加したタップ型のスイッチが参考出展されていた。価格はかなり抑える予定とのことなので、付加価値のあるアンマネージスイッチとして注目を集めることになるだろう。
《RBB TODAY》
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