原田知世「10代のころの作品はどれも宝物」 | RBB TODAY

原田知世「10代のころの作品はどれも宝物」

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原田知世「10代のころの作品はどれも宝物」
原田知世「10代のころの作品はどれも宝物」 全 7 枚
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 女優や歌手として活躍する原田知世は現在、デビュー35周年を記念した映画祭「映画と私」をヒューマントラストシネマ渋谷で開催中。11日には、「SPECIAL MUSIC DAY」と題して、ライヴ映像作品『MELTING SUN & ICE MOON』が初めてスクリーンで上映され、上映前にはトークショーが行われた。

 200人の満員の観客の前に、さわやかな水色のワンピースで登場した原田。まずは、女優としてのこれまでのキャリアを振り返り、「時間をかけてじっくりと作品を作り上げていく映画の現場が好きですし、良い作品と良いタイミングで出会えてきた幸せな女優人生でした」と語った。また、「10代の頃の作品は、そのときにしかないきらめきを作品の中に記録していただけたので、どれも宝物になっています」と語った上で、今回の上映作品の中で特に印象深かった作品は?との問いに、20代の最後に改めて芝居と向き合うきっかけとなったという『落下する夕方』と、大好きな作品である『サヨナラCOLOR』の2本を挙げた。

そして、後半は音楽プロデューサーの伊藤ゴローが加わり、ライヴ映像作品『MELTING SUN & ICE MOON』についてトーク。このトークショーにあたり久しぶりに作品を見直したという原田は、「懐かしさとともに、ステージ上にいるメンバーやステージから見た観客の方のイメージを鮮明に思い出しました」と語った。それに対し伊藤が「当時の(原田の)雰囲気は、全体的に緊張感があったよね(笑)」と振ると、「あのときのステージは、目線や身体の動きにも決まりがあったので、どちらかというとお芝居をしているような感覚でした」と返した。

トークショーの最後には、35周年記念アルバム『音楽と私』収録の「ときめきのアクシデント」を伊藤のギターをバックにしっとりと歌唱。思いがけないプレゼントに観客からは大きな拍手が送られた。原田知世映画祭「映画と私」は、18日まで開催。17日上映の『彼女が水着に着替えたら』と18日上映の『私をスキーに連れてって』の2本は、貴重な35mmフィルムでの上映となる。なお、原田知世は35周年記念プロジェクトの一環で、ここ10年間分のベスト・アルバム『私の音楽 2007-2016』を23日にリリースする。また、ライヴDVD『MELTING SUN & ICE MOON』も同日再発売される。

◆原田知世 「私の音楽 2007-2016」

1. 時をかける少女 (『music & me』より)
2. きみとぼく (『music & me』より)
3. くちなしの丘 (『music & me』より)
4. きっと言える (『encontro -出会い-』より)
5. FINE (『eyja』より)
6. Giving Tree (『eyja』より)
7. フール・オン・ザ・ヒル (『LOVE LOVE LOVE』より)
8. フロスティ・ザ・スノーマン (『Christmas Songs』より)
9. ヴィヴォ・ソニャンド (『ゲッツ/ジルベルト+50』より)
10. My Dear (『noon moon』より)
11. 名前が知りたい (『noon moon』より)
12. 夢の人 (『恋愛小説』より)
13. ドント・ノー・ホワイ feat. ジェシー・ハリス (『恋愛小説』より)
14. September (『恋愛小説2~若葉のころ』より)Bonus Track
15. ノスタルジア feat. Tomoyo Harada (moose hill 『DESERT HOUSE』より)

《KT》

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