舞台挨拶では“誰になって関ヶ原の戦いに挑みたいか”とのお題でトークが展開。石田三成役の岡田は「東出君として参加したい。背が高いので広く周りを見渡せそう。高台に乗ってる感じですよね」と東出の高身長をいじると、中越もそれに追随して「東出さんで戦いたい。背が高いのがいい」とコメント。東出は「俺はキャラとして出てないよ!」と大慌てでツッコミを入れていた。その後、岡田は「家康様になりたい。というか役所さんになりたいです」と徳川家康役の役所への憧れを口にしていた。
次に人気だったのが平が演じた島左近。伊賀の忍・初芽役の有村は「三成様をあそこまで支えられるのは左近様しかいない。西軍の中でどっしりと構えてるのが好き。自分もそれくらいの気持ちで戦いに臨みたい」と左近の男気にほれぼれ。伊藤も「島左近様がいい。剣で戦ってあそこまで名を残すことが素晴らしい。男らしいところが素敵」というと、当の平は「僕は平和主義者なので走って逃げます。戦とか見たくない」と役柄とは真逆の性格を明かして笑わせた。
東出は関ヶ原で生き残った88人の中の1人に入りたいと話し、「生き残って周りに『超大変だったよ~』と自慢話ばかりしたい」とニヤリ。また、役所は「体型は家康のままで、初芽になりたい。初芽になって三成公の子宝を授かりたいですね」と斜め上をいく発想で岡田を「さすが。絶妙ですよね」と感心されていた。
最後は原田監督が「今日はみんなで一緒に戦に勝って天下をとった家康になりたいね」と大ヒットを期待すると、岡田は「映画が公開されてたくさんの方々に見てほしい」と願いながら「個人的なことをいうと、中嶋しゅうさんに映画が公開されたことをきちんと報告したいし、届けばいいと願って今日を迎えました」と今年急逝し、同作にも出演していた中嶋さんへの思いを語った。