田中麗奈、誕生日に宮藤官九郎からDVを受けたと告白「とても刺激的なプレゼントいただきました」 | RBB TODAY

田中麗奈、誕生日に宮藤官九郎からDVを受けたと告白「とても刺激的なプレゼントいただきました」

エンタメ その他
(C)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会
(C)2016「幼な子われらに生まれ」製作委員会 全 10 枚
拡大写真
 26日、映画『幼な子われらに生まれ』の公開を記念して浅野忠信、田中麗奈、宮藤官九郎、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、三島有紀子監督らが登壇する初日舞台挨拶がテアトル新宿(東京都)にて行われた。

 主人公の田中信を演じた浅野は冒頭から子役らとの久しぶりの再会について、「一年前に撮影をしているんですが、久しぶりに子どもたちに会うと、大きくなったなと。」と感慨深げ。その後、浅野は自身が演じた役柄について、「クセのある役が多くて、何も事件を起こさずに最後まで乗り切る役が少ないのですが。僕が今40代で、今までの経験や、色々なものを素直にぶつけられる役に出会いたいと思っていて、それが存分に注ぎこめるのが信という役でした」と思い入れを語った。

 一方、田中は久しぶりの宮藤との共演がバイオレンスシーンだったことについて「殴ったり蹴ったりというDVを受けたんですけど、それが私の誕生日で。とても刺激的なプレゼントいただきました」と笑いを誘うと、宮藤は「すいませんでした。スタッフのみなさんがちゃんとケーキを用意しているなかで、“この野郎!”って…。気持ちよかったです(笑)」と会場を沸かせていた。

 今まで演じた役は意志がはっきりしている役が多かったという田中は自身の役柄について、「ふわふわしていて難しかったです。」と感想を語り、「カラオケで発散するシーンがあるんですけど、『悲しみの果て』でシャウトするのが凄く気持ちよくて。主婦の方たちも強さを隠し持っていて、自分で発散するところがあるのかなとか、役をやりながらいろいろ想像したことが楽しい経験でした」とたくさんの女性の共感ポイントを語っていた。

 舞台挨拶の最後には三島監督が「この映画の英語タイトルは『DEAR ETRANGER』と付けました。その意味は“親愛なる、異質な人”というものです。みなさんにとって他人だったり、家族も含めていろんな異質だなと思う人がたくさんいらっしゃると思うのですが、そういう人と化学反応を起こしていって自分がいろんなことを感じるのが“生きていく”ということなのかな、とこの作品を撮りながら思っていました」と作品にこめた熱い気持ちを語り、幕が閉じた。映画『幼な子われらに生まれ』はテアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国公開中。

《KT》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース