完成したBSSEJの巨大さはそのスペックから想像していた以上のもので、子どもはもちろん大人の僕でさえ興奮を隠すことが難しいほど。
さっそくトレイに水を入れ、スイッチをオンにしてスライダーに水を流していきます。スイッチを入れる前はスライダーの継ぎ目から水がこぼれるかもという不安もありましたが、そんな心配は不要でした。スムーズに流れ出す水を見て子どもたちの興奮がより高まります。
水がスライダーを循環するだけでも楽しいことは確かですが、子ども心を刺激するギミックが動き始めてからが本番です。

水を組み上げた先にある小さなバケツは水が一定以上溜まると放水する仕組みとなっており、水の放水に合わせて激しく回転する水車の動きに子どもたちは大喜び。

中央に配置されたデカスラとよばれるショートカットコースは、ドロップゲートを開くことで開放されます。子どもが複数いる場合、回転路に陣取る子どもにそうめんを総取りされ、ケンカになることを防ぐ効果も期待できる……かも!?
■自宅そうめんはこれで決まり!
子どもによるスライダーの組み立て所要時間はおおよそ30分ほど(大人だけだと10分前後)。高まる興奮が最高潮に達するのはやはりそうめんを流し始めてからでした。普段そうめんといえば黙々と流し込むように食べる我が子らも、動画の通りスライダーから流れるそうめんに終始興奮を抑えきれない模様です。

お行儀よく食べることも大事ではありますが、楽しそうにそうめんをすする姿を目にすると、子どもらしく楽しそうに食べることも同じように大事だと改めて感じさせられます。
スライダーの継ぎ目からの水こぼれの心配がなかったのは前述の通りですが、子どもがそうめんをとることに夢中になりすぎた結果、水がこぼれるなんてアクシデントがあったものの、楽しそうな笑顔を見ると笑っていられるのもBSSEJだから為せる業なのかもしれません。
正直申し上げて、パーツの数だけ食後の片付けも大変ではありましたが、子どもたちのはしゃぎっぷりや「またやりたい」という言葉は、そんなことは些細なことだと思わせるに十分です。残暑に、来夏のお昼時や晩御飯にビッグストリーム そうめんスライダー エクストラジャンボで流しそうめんを家族で楽しむというのもイマ風の風流の楽しみかたなのかなと思います。
(協力:タカラトミーアーツ)