エイリアンに寄生された「ビリケンさん」が通天閣に登場

　『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン：コヴェナント』は15日全国ロードショー。公開を前に、大阪「新世界」通天閣にて、エイリアンに襲われた「ビリケン様」を披露するお披露目式が5日、開催された。

　お披露目式ではスペシャルゲストとして、女性乗組員ダニルズに扮したモデル・峰のりえが「なにわのダニエルズ」として登場。除幕しようとして一瞬見えたビリケンの衝撃的な姿に恐れおののき、布を元に戻してしまう一幕も。その後ゆっくりと布をはずし、フェイスハガー（エイリアンが生物に寄生体を植え付けるための中間体）が張り付いているビリケンの姿を披露した。“なにわのダニエルズ”はその感想を聞かれ、「衝撃的な姿にショックを受けましたけど・・よく見るとかわいいですね！飼いたいです！」とフェイスハガー付ビリケンを気に入った様子。続けて「でも、通天閣さん、神様のビリケンさんを冒涜するようなこのオファーをよく受けましたね。」とコメントしつつ、「ビリケンさんは笑いの神様だから喜んでるかも！」と無邪気に笑うと会場は笑いに包まれた。

　ビリケンに張り付いたフェイスハガーを素手で触ったため、体内にエイリアンが寄生しているのではないかと心配された”なにわのダニエルズ“。そこで、フラッシュを焚いて写真撮影すると寄生しているエイリアンが写る“エイリアン健康診断”を受けるよう促され、勢いよくタンクトップを脱ぎ捨て、勇ましく“エイリアン健康診断装置”に入りポージング。写真を撮られると、彼女のお腹にはエイリアンが浮かび上がり、取材陣はもちろん会場の観客たちを驚かせた。

なお、エイリアンに寄生されたビリケンは9月未まで通天閣にて展示。誰でもフェイスハガーをつけて一緒に写真を撮れるフォトスポットや、エイリアン診断装置もあわせて展示されている。