パナソニックが子どもと一緒に遊ぶロボット「ココット」を発表
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球体デザインのロボット、ココットは幼児の情操教育を目的にパナソニックが開発を進めるロボットのプロトタイプだ。本体の中心線が縦に回転する樹脂製のホイールになっていて、床の上などを回転してすいすいと移動できる。その様子を撮影した動画をご覧いただきたい。
【CEATEC JAPAN 2017にパナソニックが出展したロボット「cocotto」】
本体には2台のカメラも搭載している。顔認識を搭載して、例えばお友達の子どもを自動で追いかける機能を乗せたり、笑顔認識も乗せて子どもが満面の笑みを浮かべるベストショットを自動で記録してくれる機能なども搭載を検討中だという。
パナソニックの開発担当者は、子どもにとってお気に入りのぬいぐるみのような感覚で一緒に遊べるロボットにしたいと語っている。親が子どもに向かって「もう寝なさい」と何度言っても聞かない時は、スマホからメッセージを入力してココットに飛ばして、ココットがやさしく「もう寝ようね」と寝かしつけてくれるような使い方もできるように、いま様々な機能の作り込みを行っている段階だという。商品化の予定は公開していないが、会場で説明に立っていたスタッフは「これから数年の間でさらにかたちにしていきたい」とコメントしていた。
パナソニックが独自に開発する「幼児の言葉を正確に認識する音声認識エンジン」が搭載される予定だという。日本だけでなく英語にも対応するようだ。その技術がココットとしてだけでなく、色んなかたちで日の目を見ることを期待したい。
《山本 敦》
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