小藪、高校生教師暴行事件に「先生にもどつく権利を」 | RBB TODAY

小藪、高校生教師暴行事件に「先生にもどつく権利を」

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 3日放送の『バイキング』(フジテレビ)では高校生による教師への暴行の様子が動画で撮影、拡散された事件を特集。生徒から暴行を受けたにも関わらず教師からは何もなす術がない現状を取り上げ、小籔千豊が怒りを露わにする一幕があった。

 番組では先月28日に福岡県の私立高校で起きた、高校1年生の男子生徒による教師への暴力事件を特集。事件の発端は授業中iPadで授業とは関係のない動画を見ていた生徒を教師が注意したことだったという。逆上した生徒は教師に暴行、その場面が他の生徒による投稿動画として世間に広まり、事件が発覚した。この日の同番組ではイラストでの状況説明だったが、暴行を続ける生徒に対し教師は一切手を出していないのだという。

 小藪は暴力をふるった生徒に責任があるのはもちろんのことであると前置きしつつ、「先生たちに権限を与えて来なかったこの(現代の)風潮がこういう風(暴力事件)にさせた」と当該の生徒ばかりでなく社会の風潮を非難。「先生にもうちょっとどつく権利を」「(現場の)先生の判断で職員室に呼び出してボコボコにしてもいい」と持論を展開し、一方的な暴力を否定しつつ、教師生徒間のパワーバランスに欠けた現代の教育現場への思いを語った。

 また番組に出演している弁護士は、仮に生徒から暴力を受けた教員が生徒へ「正当防衛」としてやり返した場合でも、「体罰禁止」の法律に反する故懲戒処分になる可能性を示唆。法律の観点からも教師の生徒への正しい対応を「難しい」と言葉を濁した。MCの坂上忍らスタジオ一同はこのどうにもならない教育現場の現状に眉間に皺を寄せ、ため息をつく場面も映し出された。

《築島 渉》

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