女性誌「女性自身」で連載中の「蛭子能収のゆるゆる人生相談」。仕事、恋愛、育児などこれまで約100人の一般人の悩み相談に蛭子がゆるく回答してきたが、このほど「笑われる勇気」(光文社)として書籍化された。
スタジオでは、本の中にも掲載されてている、28歳の会社員からの相談と、それに対する蛭子の回答が紹介された。
会社員の悩みは、「上司へのごますりがうまい同期入社のライバルが営業リーダーに選ばれそうで落ち込む」といったもの。これに対し蛭子は、仕事上でライバル視している男性の名を挙げ、彼を越えるにはどうしたらいいか30代のマネージャーに相談したときのエピソードを披露した。
蛭子がライバル視しているのは加藤一二三・九段。「今のオレにとってただ者ではない相手が『ひふみん』と呼ばれている将棋界の加藤一二三さんです。オレも将棋始めようかと真剣に悩みました」と告白。
さらに、そんな“ひふみん”をライバル視する蛭子に対しマネージャーから、「『自分を変えようとしないで、自分のいいところを伸ばしましょう』と諭されました」と綴っていた。
結局、会社員の悩みに対し自分の話を引き合いに出した蛭子だったが、結局その解決方法はマネージャーから得たものだったことがわかり、司会のバナナマン・設楽統も「マネージャーが答えちゃった」と笑っていた。