2人は1998年、エッセイ「ああ言えばこう食う」を共著で出版。「第15回講談社エッセイ賞」を受賞した。今や名エッセイストとして名を馳せる阿川だが、文芸関連の賞を獲得したのはこの時が初めて。
授賞式の映像では、緊張しながらも喜びにあふれる阿川が、文章を書き続けることができた1人として檀ふみの名を挙げていた。授賞式の映像を目を細めながら見ていた檀は、「可愛かったですね阿川さん! あの阿川さんはどこにいっちゃったの!?」と声を漏らした。
さらに檀は、「半分育ててますね、3分の2まで育てましたかね」と、阿川をエッセイストにした育ての親であると自称。
「でも、ここまでは、こんなにはしませんでした」と吐露。この受賞を機にエッセイストとしてだけではなく、インタビュアー、さらには女優など仕事の幅を広げていった阿川に対し、檀は想像以上に育ってしまったと語っていた。