生キャラメルだけで月に約120万個売り上げ、原宿・銀座・六本木といった都内の直営店は3時間待ちの大行列を作るなど、社会現象を巻き起こしたのは10年前。だが、今やそれらのショップはすべて閉店。番組ではそんな社長・田中の現状を追跡した。
すると今、田中は一般客向けではなく、企業向けに商品に作っていることがわかった。例えば、全国13,000店舗の大手コンビニチェーンで売られている「安納芋と黒ごまのタルト」は、すべて「花畑牧場」で作られているという。この事実が分かるとスタジオは騒然。「うそでしょ」「これは衝撃」といった声があがった。
さらには、有名飲食チェーンのしゃぶしゃぶ鍋に入れるモッツァレラチーズや、人気ファミレスのハンバーグに使うチーズなども田中のもとで製造販売。「あの時のブームよりも経営的には良くなっている」と高笑いする田中は、「60代は10年かけてアジアを制覇したい」と野望を語っていた。