Apple Watchの音楽再生がさらに快適に!最新「watchOS 4.1」体験レポート | RBB TODAY

Apple Watchの音楽再生がさらに快適に!最新「watchOS 4.1」体験レポート

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Apple Music、Siri、モバイルデータ通信機能との連携がさらに強化されたwatchOS 4.1とApple Watch Series 3のコンビによる実力を検証した
Apple Music、Siri、モバイルデータ通信機能との連携がさらに強化されたwatchOS 4.1とApple Watch Series 3のコンビによる実力を検証した 全 14 枚
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 Apple Watchのオペレーティングシステムである“watchOS”の最新バージョン「watchOS 4.1」が今月末から配信される。Apple Watchの最新モデルであるApple Watch Series 3の「Cellular+GPSモデル」(以下:セルラーモデル)で特に大きな効果を発揮する、「ミュージック」アプリでのダイレクト音楽ストリーミングに対応する新機能を中心にその使い勝手を一足早く体験してみた。

■iPhoneがそばになくてもApple Watch単体でApple Musicの音楽再生が楽しめる

 Apple Watch向けの最新版watchOS 4.1は、ペアリングするiPhoneにiOS 11.1以降のiOSを導入することでアップデートが可能になる。更新した後はApple WatchのローカルストレージにiPhoneを経由してチェックアウトしたApple Musicの楽曲、CDリッピングの楽曲やiTunesストアからダウンロード購入した楽曲だけでなく、Apple Musicにある4,000万曲の音楽アーカイブにいつでも好きな時にアクセスできる

ウォッチ単体でもLTEの高速通信が可能になったApple Watch Series 3の「Cellular+GPSモデル」
単体でもLTEの高速通信が可能になったApple Watch Series 3の「Cellular+GPSモデル」


 9月20日にリリースされたwatchOS 4からの変更点としては、アルバムアートワークを表示しながらの楽曲選択、ライブラリのナビゲーションがとても直感的に操作しやすくなった。iPhoneのWatchアプリでは「ミュージック」設定から複数のプレイリスト、アルバムを選択してApple Watchに同期ができる。その際にはApple WatchをiPhoneと同じWi-Fiネットワークに接続して専用の充電器にセットしなければならない。

watchOS 4からミュージックアプリがグラフィカルになって直感的な操作ができる
watchOS 4からミュージックアプリがグラフィカルになって直感的な操作ができる


 Apple Watch Series 3のセルラーモデルでミュージックを再生するときは、そばにペアリング中のiPhoneがあれば基本的にiPhone側のセルラー通信で音楽データをストリーミングする再生になる。iPhoneが近くになかったり、iPhoneの電源をオフにしているときも、Apple Watchのセルラーモデルは単体でストリーミングが受けられるのが大きな特徴だ。

 モバイルデータ通信でミュージックアプリの配信を受ける際のストリーミング品質はiPhoneの設定に準ずるようだ。「設定」アプリから「ミュージック」を選択、「モバイルデータ通信」の中に入って「ストリーミング」をオンに選ぶとiPhone、およびApple Watchでモバイルデータ通信によるストリーミング再生が可能になる。通信環境に合わせて品質は自動で最適化される仕様のようだが、こちらで「高品質ストリーミング」を選んでおくと、パケットデータの消費量が大きくなるものの、さらにいい音でリスニングが楽しめる。iPhoneのWi-Fiをオンにしてネットワークにつないでいるときは、モバイルデータ通信を浪費しないようWi-Fiによるストリーミングに自動で切り替えてくれる
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《山本 敦》

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