サンシャイン水族館の生物大量死、原因は酸素欠乏症
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サンシャイン水族館が8日、同館大水槽「サンシャインラグーン」内にて、多数の生物の死亡が確認されたこと、およびその経緯について説明している。
同館では、8日早朝に巡回警備員が水槽の魚が多数死亡していることを発見。飼育スタッフがラグーン水槽を確認したところ、トビエイ類、タカサゴ類など、計24種、1,235 個体の死亡が確認されたという。
その後、調査の結果、酸素欠乏症の可能性が高いとの結論に至ったという。背景には、同館における水槽の酸素供給体制に一因がありそうだ。7日に一部の生物の治療として硫酸銅による薬浴を実施し、その効果を高めるために、タンパク質除去用装置プロテインスキマーの運転を停止。水槽設置当初から同水槽の酸素供給はエアリフトで行っていたが、水質向上のためにプロテインスキマーを稼働し、酸素は同機からも供給されていた。
同館は、「このような事態が再度起こらないようにエアー供給装置の増設を検討し、再発防止に努めると共に、この経験を今後の対策に活かしてまいります」としている。なお、トラフザメ、ヒョウモンオトメエイなど、26種73個体は無事だった。水族館の生物大量死としては、2015年に葛西臨海水族園(東京・江戸川区)にて、クロマグロの大量死などがあった。
同館では、8日早朝に巡回警備員が水槽の魚が多数死亡していることを発見。飼育スタッフがラグーン水槽を確認したところ、トビエイ類、タカサゴ類など、計24種、1,235 個体の死亡が確認されたという。
その後、調査の結果、酸素欠乏症の可能性が高いとの結論に至ったという。背景には、同館における水槽の酸素供給体制に一因がありそうだ。7日に一部の生物の治療として硫酸銅による薬浴を実施し、その効果を高めるために、タンパク質除去用装置プロテインスキマーの運転を停止。水槽設置当初から同水槽の酸素供給はエアリフトで行っていたが、水質向上のためにプロテインスキマーを稼働し、酸素は同機からも供給されていた。
同館は、「このような事態が再度起こらないようにエアー供給装置の増設を検討し、再発防止に努めると共に、この経験を今後の対策に活かしてまいります」としている。なお、トラフザメ、ヒョウモンオトメエイなど、26種73個体は無事だった。水族館の生物大量死としては、2015年に葛西臨海水族園(東京・江戸川区)にて、クロマグロの大量死などがあった。
《KT》
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