八木亜希子、フジテレビの局アナ時代を回顧 一番つらかった仕事も明かす | RBB TODAY

八木亜希子、フジテレビの局アナ時代を回顧 一番つらかった仕事も明かす

エンタメ その他
拡大写真
 9日に放送された『サワコの朝』(TBS系)に、フリーアナウンサーの八木亜希子がゲスト出演。フジテレビのアナウンサー時代を振り返った。

 フジテレビを退社後は女優としても活躍。2001年公開の映画『みんなのいえ』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。ほか『あまちゃん』『真田丸』などでも好演。現在は日曜劇場『陸王』(同系)にナレーターとして登場人物に寄り添っている。

 フジテレビ時代の同期は、有賀さつき、貴乃花親方夫人の河野景子(現・花田)、青島達也の3人。彼らが各番組に配置される中、八木が入ったのは「笑っていいとも!」(同系)。人気コーナー「テレフォンショッキング」で、翌日のゲストに電話をするだけの仕事だった。しかもある曜日だけの担当で、その仕事だけで1日が終わったという。

 一番辛かった仕事について聞かれた八木アナは、ニュース番組のキャスターだったときのことを話した。それは、被害者宅にカメラクルーが訪問し、被害者の父にインタビュー。その父親がつらそうに答えているのを、生放送で見ている時だったという。八木は当時のことを思い出したのか目を潤ませ、涙声に。「これつらいだろうな、夜中に。近所も静かな住宅街で、ライトアップされてっていうのがあって」と、報道される側の心情を考えて悩んでいたという。

 その後、メディアにさらされる被害者の家族が自分たちを守るための「全国報道被害者の会」が立ち上がった。八木は「私は、その混沌としていた時にニュースを担当していたので、それを思い出します」と振り返った。

《杉山実》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

関連ニュース