【デジージョ レビュー】最強の取材バッグ「ひらくPCバッグ nano」で、削ぎ落とす気持ち良さを知る
IT・デジタル
スマートフォン
拡大写真
「ひらくPCバッグ」をご存知でしょうか?マニアックな消費者のアイデアを、こだわりにこだわり抜いて形にする、ものづくりプロジェクト「スーパーコンシューマー」から生まれた、今やベストセラーとなっているPCバッグです。実は私も、マニアを自認するほどPCバッグにはこだわりがありまして、これまでああでもない、こうでもないと買い集めたPCバッグを積み上げると、部屋の真ん中にちょっとした山ができるほど。「ひらくPCバッグ」は5年前、そんな私が「そうそうコレ!コレが欲しかったのよ」と抱きしめたバッグであり、購入してから今に至るまで最も出動回数の多い、我が家のPCバッグ不動のエースです。
口がガバッと開くので中の荷物が一目瞭然で出し入れしやすいとか、形が三角形でしっかり自立するので、カフェのカウンターで隣の人との衝立替わりになるとか、太くて丈夫なストラップでボディバッグのように重さを感じずに持てる等々……「ひらくPCバッグ」には、他のPCバッグにはない特長が満載なのですが、先日これらの特長はそのままに、サイズをぐっと小さくした「ひらくPCバッグ nano」が登場しました。
この「ひらくPCバッグ nano」は名前こそPCバッグとなっていますが、モバイルで主流の13インチクラスのノートPCを入れるには少々サイズが小さすぎます。背面に伸縮式のスリーブポケットがあり、そこを引き出すと最大13インチくらいまでのノートPCが入る構造。一応入ることは入るのですが、このスリープポケットにPCを入れて日常的に持ち歩くというのは、ちょっと無理があるように思います。
PCを日々持ち歩くためのバッグが欲しいなら、正直なところ、本家の「ひらくPCバッグ」を選んだ方がいいでしょう。にも関わらずPCバッグマニアの私が、この「ひらくPCバッグ nano」をすっかり気に入ってしまったのは、これこそ「最強の取材バッグだ」と確信したからです。以下がその理由です。
1.邪魔にならないちょうどいいサイズ
電車の中はもちろん、発表会で製品を触れる「タッチ&トライ」の会場や、展示会のブースといった混み合う場所では、大きなカバンが邪魔になります。私は海外展示会ではリュックスタイルが多いのですが、他国の記者に露骨に嫌な顔をされたこともあります。バッグが小さくなればその分だけ、取材も軽やかにこなせます。
2.ミラーレス一眼カメラにぴったり
小さいけれど、私が使用しているミラーレス一眼カメラやフラッシュライト、レコーダー、デジタルペン&専用メモ、スマートフォン、モバイルバッテリーなど、取材に必要な道具類はすべて入ります。特にミラーレス一眼カメラにはぴったりのサイズ感で、取り出しやすさも含めて、カメラバッグとしても優秀だと思います。
3.今や取材に重いノートPCは必要ない!?
最近はPCでできる大抵のことはスマホでもできますし、実際に発表会の会場などでスマホにBluetoothキーボードというスタイルで、メモをとっている人もよく見かけます。キーボードを使ってメモをとるだけなら、キングジムの「ポメラ」という選択肢もありますし、もはや取材にノートPCは必要ないかもしれません。
4.もらった資料を折らずに持ち帰れる
伸びるスリーブポケットは、取材時にもらった資料などを折らずに持って帰るのに重宝します。また、私は趣味でよく演劇を観に行くのですが、劇場では他の公演のチラシをもらうことも多く、それを持ち帰りたいときにも便利。「ひらくPCバッグ nano」は観劇用バッグとしてもおすすめです。
5.やや無理矢理ながら入るPCもある
ここまで、「ひらくPCバッグ nano」をノートPCが入らないPCバッグとして紹介してきましたが、実は入るノートPCもあります。私が所有する以下の機種に加え、知人のものを借りて試した限りでは、「レッツノート RZ」も入れることができました。
※Surface 3はギリギリ入る
私はこれまで大小様々なPCバッグを所有してきましたが、この「ひらくPCバッグ nano」を使い始めて改めて思ったのは、「バッグが大きくなればその分だけ荷物が増えるが、小さくなれば削ぎ落とせる」ということ。今回これまで持ち歩いていた荷物を改めて見直してみたのですが、いざというときのためだけに持ち歩いているような、普段は使わない無駄なものがいかに多かったかに気付かされました。
荷物を削ぎ落としていくと、自分に本当に必要なものが見えてきて、とてもすっきりとした気分が味わえます。そして何より身軽になれます。「ひらくPCバッグ nano」のおかげで、長年苦しんできた肩こりからもようやく開放されそうです。
口がガバッと開くので中の荷物が一目瞭然で出し入れしやすいとか、形が三角形でしっかり自立するので、カフェのカウンターで隣の人との衝立替わりになるとか、太くて丈夫なストラップでボディバッグのように重さを感じずに持てる等々……「ひらくPCバッグ」には、他のPCバッグにはない特長が満載なのですが、先日これらの特長はそのままに、サイズをぐっと小さくした「ひらくPCバッグ nano」が登場しました。
この「ひらくPCバッグ nano」は名前こそPCバッグとなっていますが、モバイルで主流の13インチクラスのノートPCを入れるには少々サイズが小さすぎます。背面に伸縮式のスリーブポケットがあり、そこを引き出すと最大13インチくらいまでのノートPCが入る構造。一応入ることは入るのですが、このスリープポケットにPCを入れて日常的に持ち歩くというのは、ちょっと無理があるように思います。
PCを日々持ち歩くためのバッグが欲しいなら、正直なところ、本家の「ひらくPCバッグ」を選んだ方がいいでしょう。にも関わらずPCバッグマニアの私が、この「ひらくPCバッグ nano」をすっかり気に入ってしまったのは、これこそ「最強の取材バッグだ」と確信したからです。以下がその理由です。
1.邪魔にならないちょうどいいサイズ
電車の中はもちろん、発表会で製品を触れる「タッチ&トライ」の会場や、展示会のブースといった混み合う場所では、大きなカバンが邪魔になります。私は海外展示会ではリュックスタイルが多いのですが、他国の記者に露骨に嫌な顔をされたこともあります。バッグが小さくなればその分だけ、取材も軽やかにこなせます。
2.ミラーレス一眼カメラにぴったり
小さいけれど、私が使用しているミラーレス一眼カメラやフラッシュライト、レコーダー、デジタルペン&専用メモ、スマートフォン、モバイルバッテリーなど、取材に必要な道具類はすべて入ります。特にミラーレス一眼カメラにはぴったりのサイズ感で、取り出しやすさも含めて、カメラバッグとしても優秀だと思います。
3.今や取材に重いノートPCは必要ない!?
最近はPCでできる大抵のことはスマホでもできますし、実際に発表会の会場などでスマホにBluetoothキーボードというスタイルで、メモをとっている人もよく見かけます。キーボードを使ってメモをとるだけなら、キングジムの「ポメラ」という選択肢もありますし、もはや取材にノートPCは必要ないかもしれません。
4.もらった資料を折らずに持ち帰れる
伸びるスリーブポケットは、取材時にもらった資料などを折らずに持って帰るのに重宝します。また、私は趣味でよく演劇を観に行くのですが、劇場では他の公演のチラシをもらうことも多く、それを持ち帰りたいときにも便利。「ひらくPCバッグ nano」は観劇用バッグとしてもおすすめです。
5.やや無理矢理ながら入るPCもある
ここまで、「ひらくPCバッグ nano」をノートPCが入らないPCバッグとして紹介してきましたが、実は入るノートPCもあります。私が所有する以下の機種に加え、知人のものを借りて試した限りでは、「レッツノート RZ」も入れることができました。
※Surface 3はギリギリ入る
私はこれまで大小様々なPCバッグを所有してきましたが、この「ひらくPCバッグ nano」を使い始めて改めて思ったのは、「バッグが大きくなればその分だけ荷物が増えるが、小さくなれば削ぎ落とせる」ということ。今回これまで持ち歩いていた荷物を改めて見直してみたのですが、いざというときのためだけに持ち歩いているような、普段は使わない無駄なものがいかに多かったかに気付かされました。
荷物を削ぎ落としていくと、自分に本当に必要なものが見えてきて、とてもすっきりとした気分が味わえます。そして何より身軽になれます。「ひらくPCバッグ nano」のおかげで、長年苦しんできた肩こりからもようやく開放されそうです。
《太田 百合子》
特集
この記事の写真
/