山本リンダ、低迷期に立ち上がった「リンダプロジェクト」を明かす
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今年で歌手生活51年というリンダ。1966年、デビュー曲「こまっちゃうナ」が大ヒットするも、その後は低迷。そこで4年後の1971年秋、作詞家、作曲家、プロデューサー一丸となった彼女の救済計画「リンダプロジェクト」が立ち上がったという。
そして翌年ようやく提供されたのが「どうにもとまらない」だった。作曲・都倉俊一、作詞・阿久悠によるその歌にリンダは「これで生まれ変われる」と涙を流したという。
だが最初のレッスンで歌を笑顔で歌ったため、都倉から「これは笑う歌か?よく詞を見てみろ!笑うな!」と激怒され、「腹から声が出ないのか!よくそれで歌手やってられるな」などとボロクソに言われたという。
結果、迫力ある声、にらむような形相で歌う「どうにもとまらない」が完成。さらには歌がブラジルをイメージさせることから、ヘソ出しルックという当時としては過激な衣装と激しいダンスになったという。大ヒットのおかげで人気は復活。当時「崖っぷちだった」という彼女は、これでダメなら歌手を辞める覚悟だったと振り返っていた。
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