体操の2大国際大会であるオリンピックと世界体操で8連覇を果たし、絶対王者となっている内村選手。世界中で「KING」と呼ばれるまでの存在となっている内村選手だが、意外にもこれまでの選手人生で「2度引退を考えたことがある」ことを告白した。
また内村選手は東京五輪について「東京だ。やらなきゃ」と世界的王者としての使命を感じ、「引退させてもらえない運命」を感じていたことも告白。東京五輪を31歳で迎える内村選手だが、「31歳でもオリンピックで活躍できる。体操は年齢がいっても楽しめることを証明する」と年齢に対する思いを語り、『未知すぎて楽しみ」と楽しむ余裕も。最近は体力は落ちていると不安を見せつつも、「経験値』はぶれない。誰にも譲れないくらいすごい経験をしてきたという誇りがあるから、若い選手の勢いには倒されたくない」とベテラン選手としての誇りも見せた。
「東京五輪は自分の体操人生において最終章になる」と東京五輪での引退も示唆し、「東京五輪は絶対に出たいし、日本の小さい子たちに体操を伝えられる一番いい機会だと思う」と熱く意気込みを語っていた。