安室奈美恵『Finally』が発売2ヵ月で累計売上200万枚突破

　今年9月に引退する安室奈美恵のオールタイム・ベストアルバム『Finally』（2017年11月8日発売）が、発売2ヶ月にして累積売上枚数200万枚を突破したことがわかった。

　今週発表の最新1月15日付けオリコン週間アルバムランキング（集計期間：1月1日～1月7日）で先週5位から2位に再浮上。累計売上枚数が200.3万枚となり、発売からわずか2ヶ月という短期間でダブルミリオンを突破を記録した。アルバム作品の200万枚突破は、2012年8月13日付でザ・ビートルズの『ザ・ビートルズ 1』が記録して以来5年5ヶ月ぶりのこと。また、ソロアーティストでは、平井堅『Ken Hirai 10th Ann iversary Complete Single Collection ’95-’05 “歌バカ”』（2006年4月17日付）以来11年9ヶ月ぶりで、女性ソロでは宇多田ヒカル『Utada Hikaru SINGLE COLLECTIO N VOL.1』（2004年月26日付）以来13年9ヶ月ぶりとなった。

　安室自身のアルバム200万枚突破は、1996年8月12日付で記録した『SWEET 19 BLUES』（1996年7月発売）に次いで21年5ヶ月ぶり、通算2作目となった。安室は、昨年末の『第68回NHK紅白歌合戦』に特別出演歌手として第54回以来14年ぶりに出演し、同作にも収録されている『Hero』のスペシャルパフォーマンスを披露。最後の紅白出演に全国民の注目が集まり、瞬間最高視聴率は48.4%を記録するなど注目を集めた。また、同曲は、今週発表のデジタルシングル(単曲)ランキングで、1位も獲得している。

　来月からは、自身最後となる国内5大ドームツアー「namie amuro Final Tour 2018 ～Finally～」がスタートとなる。東京・大阪・名古屋・福岡・北海道の5ヶ所17公演（追加公演含む）に加え、アジアツアー「namie amuro Final Tour 2018～Finally～ in Asia」は3ヶ所5公演の開催を予定。25周年にして、ソロアーティスト史上ツアー最多動員数の約80万人を動員予定となっている。