劇団4ドル50セント、旗揚げ本公演の開幕を前に“感無量の涙” | RBB TODAY

劇団4ドル50セント、旗揚げ本公演の開幕を前に“感無量の涙”

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糸原美波【写真:竹内みちまろ】
糸原美波【写真:竹内みちまろ】 全 8 枚
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 秋元康プロデュースの新劇団「劇団4ドル50セント」の旗揚げ本公演「新しき国」が8日、東京・紀伊国屋ホールにて開幕(12日まで)。8日には初回公演の前にゲネプロが行われ、メンバーたちが意気込みを語った。





 演技経験のほとんどない30名がメンバーに選ばれた劇団4ドル50セントは、2017年8月に旗揚げが発表された。「新しき国」のメインキャスト8名は、YouTubeにアップされた芝居、ダンス、歌の課題動画をファンが評価する一般視聴者評価に審査員評価を加えて選出された。



 囲み取材では、緊張気味の表情で登壇した30名の中から、まずメインキャストの8名が意気込みを言葉にした。谷口愛祐美は「緊張と不安で震えが止まらないのですが、30人全員でみなさんに熱量を届けられるように。この劇団に人生を懸けていますので頑張りたいと思います」と告げるも、すでに涙を流しており、「人前とかすごく苦手で。緊張で昨日から涙が止まらなくて、どうしたらいいのか分からなくて」とはにかんでいた。



 一方、メインキャストに選ばれなかったメンバーでは、隅田杏花が「今回、オーディションみたいな形がありました。今までは“みんなが平等”みたいな形があったのですが、初めて競うことがありました」と振り返った。続けて、「それは、ここ(メインキャスト)に入りたいじゃないですか」、「あまり出られないポジションを経験した分、それをバネにして次はいいポジションをやりたいなと思います」などと悔し涙をにじませた。



 すると、主演の糸原美波も「主演ということを聞いたときに責任を感じました。落ちた子たちが誰が主役になってもおかしくなかったので、改めてゲネプロからしっかりと演じなければなと思いました」と感無量の様子で涙。周りのメンバーたちが「どうしたのみんな?」、「今日から、初日だよ!」と絶妙のタイミングで突っ込みを入れると、会場が笑いに包まれた。



 秋元氏は稽古場に来て、メンバーたちに、「もっと味がほしい」、「人としての味がぜんぜん足りない」などの言葉をかけたそう。糸原は、「課題は“味”です」、「1人、1人の個性あふれる味を出せていけたらと思います」と今後の劇団の在り方に対して意気込みを言葉に。

 女性警察官役を担当する元AKB48の研究生・長谷川晴奈は、「味をもっと出すということで、自分にも個性がもっとあるのではないかなと思いました。なので、この公演を通して、もっと、もっと自分を出していけたらなと思います」と目を輝かせた。

《竹内みちまろ》

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