司会業や執筆業のほか、昨年は人気ドラマ「陸王」に出演するなどマルチに活躍している阿川。プライベートでは、昨年5月に元大学教授の男性と63歳で熟年結婚したことも話題となった阿川だが、結婚にいたるまでに「じつはお見合いの歴史が長かった」ことを告白した。
番組では、阿川の学生時代を振り返る場面があった。18歳で慶応大学文学部に入学した阿川だが、阿川が大学に入った最大の理由は「いい男はいないか」と考えたからだったという。
その後、阿川は大学在学中の21歳の時に初めてのお見合いを経験。阿川は「結婚することが人生の目的だったし、卒業後は就職をする気もなく、卒業後に花嫁になるためにお見合いを繰り返していた」と振り返り、最初のお見合いで勢いに乗った阿川は、その後も盛んにお見合いをし続け、全部で「30回以上のお見合い」を経験したことを告白し、スタジオを驚かせた。
数々のお見合いをしたものの「どれもうまくいかなかった」という阿川。司会の中居正広が「阿川さんが男性に求める条件は何だったんですか?」と聞くと、阿川は「父みたいじゃない人が良かった」と回答。作家だった阿川の父親は「家族に対して超短気で理不尽だった」のだといい、「父に怒られないためにはどうしたらよいか、ということばかりを考えていた幼少期」を送ってきた阿川は、夫には父親とは全く違うタイプの男性像を求めていたようだった。