マツコ、吉永小百合と見つめ合い「忘れかけていた男の部分が……」

　3月6日放送のバラエティ番組『マツコの知らない世界』（TBS）には女優の吉永小百合がゲスト出演。マツコ・デラックスと吉永が初共演する。

　同番組は一般人や文化人、時にはタレントや有名人のゲストが、自らの得意ジャンルを企画として持ち込んで、マツコにプレゼンしていくスタイルのバラエティ番組。

　収録は「お会いしないままでいたかった……」というマツコの心情の吐露からスタート。映画の世界で生きてきた吉永が感じているという「女優」という言葉への複雑な思いをマツコなりに紐解いていく。2人は徐々に打ち解けていき、マツコが見つめ合いの末「忘れかけていた男の部分が……」と思わず呟いてしまう場面も!?

　番組では吉永の1年に16本もの映画に出演していた当時の多忙極まる暮らしぶり、映画『天使が俺を追い駈ける』で図らずも奪われたファーストキス喪失のショック話、映画女優として確固たる地位を築きながらも抱えていた知られざる苦悩と決断、そして人生を変えた結婚、さらに現在の妻としての思い、共演した役者とのさまざまなエピソードなどについてマツコとトーク！　また、彼女を長年知る関係者が明かす、飾らない吉永の素顔を紹介するコーナーもあるという。

　収録を終えた吉永は「出演が決まってからずっと番組を拝見してきましたけど、毎回知らない世界を番組で旅しているマツコさんは大変だなと思っていました。私も、どんなことでもお話しするつもりでいたので、マツコさんにお会いできると思ったら昨日は緊張して眠れませんでした。いざお会いしたらとても優しい方で、今日は全てを委ねられたと思います」と、ホッとした表情で初共演の感想を語った。

　マツコは「間違いなく今日、日本の頂点に触れた気がしました。おそらく小百合さん以上の方は、この番組にご登場いただけないと思うので最終回のつもりで臨みました。お会いして、もう生命体としての強さが尋常じゃない。今まで会ったことが無い、落ちたての隕石から何かものすごいものが出ているみたいな、もう例えようの無いオーラと、女優の中に潜む『男』の部分を感じました。普段、この番組をご覧になってくださる皆さんが納得できる話を吉永さんから引き出せたのか？　どうかは番組をご覧いただければと思います」と語った。

　バラエティ番組『マツコの知らない世界』（TBS）は3月6日20時57分から放送開始だ。