長澤まさみ、主演女優賞獲得!白いドレスで授賞式に登場 | RBB TODAY

長澤まさみ、主演女優賞獲得!白いドレスで授賞式に登場

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(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会
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 第27回東京スポーツ映画大賞の表彰式が25日に東京都内にて開催され、映画『散歩する侵略者』から長澤まさみが主演女優賞を受賞した。

 同作は黒沢清監督が、劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台を映画化。行方不明の後に夫が侵略者に乗っ取られて帰ってくるというアイディアのもと、長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、長谷川博己らが出演。侵略サスペンス・エンターテインメントを演じた。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門への正式出品ほか世界各国の映画祭でも評価され、先日、北米、フランスでは3月など全世界31の国と地域での公開が決定した。また、国内では、第72回毎日映画コンクール(女優主演賞、スポニチグランプリ新人賞)、第41回日本アカデミー賞(優秀監督賞、優秀主演女優賞)ほか、数々の映画賞を受賞している。

 長澤は一昨年の『海街diary』での助演女優賞の受賞に続いて、今回は主演女優賞を受賞。「夫が侵略者に乗っ取られて帰ってくるという大胆な物語にリアリティを与える役柄を見事に演じた」と同作での演技力が各方面から高い評価を受けた。

 白いドレスを身にまとって登壇した長澤は受賞の挨拶で、「この度は本当に素敵な賞をいただき、光栄です。ありがとうございます。まだまだ初めの頃と変わらないなと思う反面、“やらなくちゃ”という思いでやってきているところもあるので、自信を持って“私はこれをやったんだ”と言えるようになる日が来るのかどうかはわかりませんが、とにかく前へ進むことを。過去を振り返らずに前へ進むことを続けていけたらなと思います。本当に素敵な賞をありがとうございました」と受賞の喜び、決意をコメントしている。

 今回開催された第27回東京スポーツ映画大賞では、作品賞に『アウトレイジ 最終章』、監督賞に北野武(『アウトレイジ 最終章』)、主演男優賞に西田敏行、塩見三省(『アウトレイジ 最終章』)、主演女優賞に長澤まさみ(『散歩する侵略者』)、助演男優賞に大杉漣、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、金田時男(『アウトレイジ 最終章』)、助演女優賞に広瀬すず、斉藤由貴(『三度目の殺人』)、新人賞に金田時男(『アウトレイジ 最終章』)、外国作品賞に『ラ・ラ・ランド』が輝いている。なお、『散歩する侵略者』はブルーレイとDVDで3月7日に発売され、レンタルも同時スタートとなる。

《KT》

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