自主レーベルは、秦自ら名付けた「HOBBYLESS RECORDS(ホビーレスレコード)」。その第一弾として、5月2日に『ひまわりの約束』の7インチEP盤がリリースされる。きっかけには「『ひまわりの約束』のアナログ盤を出して欲しい」というレコードショップ関係者からの熱烈な要望があったという。その声を聞いた秦も「『ひまわりの約束』をアナログならではの味わいのあるサウンドで聴いてみたい」「いっそのことレーベルを作ってしまおう!」と、その経緯を語った。
またレーベル名「HOBBYLESS RECORDS」には、趣味らしい趣味を持たず取材の返答にもたびたび窮するという秦が、“無趣味だけど、唯一、音楽だけは自分がのめり込めるもの”という意味合いを込めたと言う。レーベルのロゴマークも秦の発案で、レコードコレクターでアナログレコード専門レーベルも主宰しているイラストレーター・漫画家の本秀康氏に依頼。アナログで音楽を聴く楽しさが伝わってくるような、緩さとユーモラスさを感じさせるポップな仕上がりだ。
アナログレコード市場が活況をみせる中、昨今は特に7インチのEP盤に注目が集まっているという。過去に12インチのアナログ盤を発表したことはあるが、7インチの形態は秦にとっても初となる。今後のHOBBYLESS RECORDSのリリースにも注目だ。