フェアリーズ、約4年ぶりとなるアルバムリリースのサプライズ発表にメンバー涙

　5人組ダンス&ボーカルグループ、フェアリーズが2月28日発売の16枚目となるシングル「HEY HEY ～Light Me Up～」のリリースイベントを3月4日に東京ドームシティラクーアにて開催した。

　新曲は、90年代初頭のユーロビートの名曲「HEY HEY」(Vanessa)のカバーで、振付は、登美丘高校ダンス部ブームを巻き起こした振付師・AKANEが初のアーティストに振り付けをしたバブリー感満載の内容。メンバーらはまず、独特の手の振り回しが早く「高速ワイパーダンス」と称される話題のパフォーマンスを披露した。

　さらに、ドラマの撮影前に雪山で転倒して骨折をしてリハビリ中の井上理香子がいない中、カバーをする勢いで「光の果てに」と今回のシングルのカップリング「MAMACITA」を4人で披露。その後のMCでは井上も登場して、5人がステージ上に揃い「怪我をしてしまってから本日、リリースイベントの最終日なので衣装を久しぶりにきました」「16枚目のシングルをリリースできてたくさんの方に集まっていただいて本当に嬉しいです」など、伊藤萌々香とMCを盛り上げた。

　そして、野本空による新曲の振り付け講座が終了すると、芸人のジェントルがステージに乱入。メンバーが「本当に怖い～！聞いてない！」と怯える中、ジェントルによる「後ろのスクリーンをご覧ください！」の言葉の後、ステージ後方のスクリーンに「約4年振り！アルバムを6月に発売」と「5月末から東名大福の4大都市ツアー開催」の文字が大写しになった。

　メンバー5人は一瞬固まった後、野元空は「うれしい。涙か汗だか分からなくなっちゃった。福岡本当に嬉しい！」と号泣。伊藤萌々香は「もう、次こそはと思うたびにシングルをリリースしていて、アルバムは出せないと思っていた」と泣き出していた。その後に披露した新曲「HEY HEY ～Light Me Up～」では、涙ながらのメンバーとファンで盛り上がり、リリースイベントは閉幕した。