高島礼子と文音がまるで姉妹!?映画『おみおくり』舞台挨拶
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同作は7つのお別れのエピソードを通して、自らの心を解き放っていく女性納棺師の姿を描く映画で、高島は女性納棺師の弥生役を、文音は見習い女性納棺師の亜衣役を演じた。
今回のキャスティングについて文音は「人の死に向き合う役なので、中途半端な気持ちではできないと悩んだ」と難しい役どころだったと言い、「けれど、主演が高島礼子さんと聞いて『おっしゃ! やるぞっ!』という気持ちでした。共演は2度目で、その時から礼子さんが大好きだったので」と高島との再会を喜んだ。
さらに高島との共演について文音は「動じない。現場がどんな場所でどんな人がいて、何が何であろうとも、ブレない軸がある。その佇まいが素晴らしい女優さん。人としても女性としても大好き!」と絶賛。それを受け高島は「これまで素晴らしい先輩の背中を見て成長してきた部分もあるので、そう言ってもらえると嬉しい。頑張らなきゃと思う」と受け答えしつつも、最後には「でもほめ過ぎ!」と大テレ。
それに返礼する形で高島も「文音さんはとにかく明るい。現場ではテンションも高くて、それにつられてこっちも高くなる。美味しいものを食べると『美味しい!』、楽しいと『楽しい!』と。喜怒哀楽がはっきりしていて一緒にいて楽。歳の差を感じない」と褒めると、伊藤監督は「まさか2人がこんなに仲がいいとは思わなかった。まるで親子……いや、姉妹かな?」と話し、会場を笑わせた。
最後に文音は「この映画を観て、女性納棺師と復元師の仕事を知ってもらいたい。そしてまた、生きているうちに大切な人に何かをしてあげたいという気持ちになってもらえれば」とメッセージ。高島も「7つのお葬式のエピソードが綴られているけれど、自分がもし亡くなった時にどう見送られたいか、そして大切な人が亡くなった時にどう見送りたいか。その参考にしていただければ嬉しい」と作品をアピールした。
《松尾》
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