山下達郎、細田守作品で9年ぶり主題歌 | RBB TODAY

山下達郎、細田守作品で9年ぶり主題歌

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 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』、そして『バケモノの子』に続く細田守監督最新作『未来のミライ』が、7月20日に公開となる。同作で山下達郎がオープニングテーマと主題歌を書き下ろすことが決まった。

 細田監督が最新作で挑むのは、甘えん坊の男の子″くんちゃん“と未来からやってきた妹″ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語。いま家族のあり方や親子そのものの価値観が揺れ動いているが、そんな社会の中で子どもたちは自分自身の未来をどのように見て、どのようにつかみ取っていくのだろうか。そして親たちはその子どもたちの未来になにを託していくのだろうか。細田監督がすべての人に贈る、そんな“未来”を描いた作品となっている。

 山下は細田監督からのたっての希望とあって、今回の書き下ろしを快諾。自身のレギュラーラジオ番組『サンデー・ソングブック』が25周年を迎えるなど、ますます精力的に活動を続けている山下は多忙の中、この名作アニメに彩りを添える2曲を手がける。細田監督と山下達郎は、2009年の『サマーウォーズ』以来、2度目のタッグ。タッグは実に9年ぶりのことだ。

 2人は『未来のミライ』について何度も打合せを重ね、互いの想いを受け取りながら音楽制作に取り組み、山下は、自身初の試みとなるOPテーマと主題歌の2曲を書き下ろすことに。曲は今回発表されたオープニングに相応しいアップテンポのポップチューン「ミライのテーマ」と、現在制作中のエンディングに流れる主題歌。映画の世界観とマッチした最新型のタツローナンバーに注目だ。なお、この2曲は通算51枚目のシングルとして7月11日に発売となる。

 山下は、「『サマーウォーズ」に続き、細田守監督と再度タッグを組ませていただくことになりました。同じ監督と再び、というのも初めてなら、2曲提供させていただくのも、これが初めてです。光栄です。がんばります。ホームドラマとファンタジーが合体した、今回も細田さんならではの素敵な作品です」とコメント。一方の細田監督も、「小さな子供が主人公のアニメーション映画『未来のミライ』を作ることになって、敬愛する達郎さんに、そのための楽しい曲を書いて欲しいとお願いしました。出来上がった曲は、容赦ない完成度の震えるような名曲でした。すべての子供たちへ向けた、達郎さんからの最上級のプレゼントだと思います」と楽曲提供への感謝を伝えている。映画『未来のミライ』は7月20日全国公開。

《KT》

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