ついに日本に登場!体温で発電する充電いらずの「PowerWatch」 | RBB TODAY

ついに日本に登場!体温で発電する充電いらずの「PowerWatch」

 先日、都内某所でMATRIX社の腕時計型デバイス「PowerWatch」の日本参入が発表された。

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ミラネーゼストラップの金属の目は細かい
ミラネーゼストラップの金属の目は細かい 全 9 枚 拡大写真

体温で発電するスマートウォッチ、日本上陸!


 先日、都内某所でMATRIX社の腕時計型デバイス「PowerWatch」の日本参入が発表された。このPowerWatchは装着すると人の体温で発電をおこなうので、ほかのデジタルウォッチのように取り外して充電する必要がない。以前にもこちらの記事(※人間を電池にするMATRIXテクノロジーが世界を変える?)で詳細を紹介しているので、覚えている人もいるだろう。

 さて、正確に言うと、この腕時計のなかの発電システムは温度差を利用して発電するというものだ。そのため、気温20度に対して体温36度のような状態だと問題なく発電がおこなわれる。また、外気が高く体温に近い場合場合、温度差がなくなってしまわないように全体として腕と本体に積極的に温度差が生まれるような機構を採用しているという。

 発表会ではこのPowerWatchの基本的な動作原理の紹介に加え、会社の創業などについても紹介され、発表会後のタッチ&トライでは製品版の実機をいじることもできた。

 以前の記事でも紹介しているが、CEOであるAkram Boukai氏とCTOのDouglas Tham氏は同じ大学でMATRIXの基礎となる発電技術に関する研究をしていた。これを活用して何か製品を作ろうということで、MATRIX社が作られた。最初に作ってみた腕時計は現在の製品版のようなスマートなものではなく、妙にデカいものになってしまったという。その後、改良に次ぐ改良で現在のような普通の腕時計サイズにすることができた。

今回も前回同様、CEOであるAkram Boukai氏(中央)とCTOのDouglas Tham氏(左)とPRの女性(右)が来日していた
来日したMATRIX社の関係者たち


価格は?実機はどこで触れる?


 ちなみにMATRIXはクラウドファンディングのINDIEGOGOで資金調達に成功し、無事起業することができた。「腕に装着しているだけで発電し、電池交換の必要がない腕時計」は多くの人々にとって待望の製品なのだろう。

 どこで買えるのか?という話をしよう。流通ルートはネット販売ではAmazon、ソフトバンクのオンラインショップ「+Style」、「Monoco」、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどのオンラインショップなどでとりあえずは販売されるという。実店舗ではビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店で販売される。

 このPowerWatchには、通常モデルと、ちょっとタフなフラッグシップモデルの2モデルが存在する。日本にもこの2モデルが投入される。ちなみにノーマルモデルが水深50メートル防水であるのに対して、タフモデルは200メートル防水になる。

 ノーマルモデルは4月12日に発売が開始されているが、タフモデルの発売はやや遅れ、5月以降の発売を予定している。

タフモデルのPowerWatch Xは5月以降の出荷予定
タフモデルのPowerWatch Xは5月以降の出荷予定


 ちなみに価格は、当然だがタフモデルのほうが高価になる。ノーマルモデルはナイロンストラップ付きのシルバーと、メタルを編んだミラネーゼストラップ付きのブラック 2種類があるのだが、シルバーモデルは3万2800円(税別)であるのに対して、ブラックモデルは3万7800円(税別)。そして、フラッグシップモデルである「X」は4万2800円(税別)となる。

体温で発電するPowerWatchは、体温を緻密に計測できる


 PowerWatchは体温によって発電する腕時計なわけだが、時間を刻む以外にさまざまな機能を搭載している。それは「歩数計」「消費カロリーの計測」「睡眠量計」などだ。PowerWatchは熱をエネルギーに変えるため、その人の体温を緻密に計測することができるという。そして、それから消費カロリーをより正確に知ることができるのだ。

クラウドファンディング発表時よりも美しくなった


 タッチ&トライでは、実際に販売される箱に入ったPowerWatchを触ることができた。INDIEGOGOに出品されていたころからこの製品を見ていた僕は、「ついにここまで来たか」と少し感激しながら、その箱を開けて、実物のPowerWatchを手にした。新品であるたけに前にCTOのダグラスらに見せてもらったものよりもさらに美しく見えた。表面の仕上げクオリティなどは非常によく、普通に販売されている腕時計にもひけをとらないものに感じた。

パッケージ
パッケージ


パッケージを開けたところ。シンプルで腕時計というよりガジェットのようなパッケージングだ
パッケージを開けたところ


 ここで触ることができたのはスタンダードのシルバーとブラックの2機種だ。CTOのダグラスと話す機会があったのだが、彼は普段、仕事柄、3つのPowerWatchを片手に装着していることもよくあるという。これらの時計は体の動きでぶつかり合ったりするので、ブラックは塗装がややはげたりするようだ。まあ、これはオンキヨーのスマホのグランビートなどでもあることだが、そういうのを避けたい人はシルバーモデルを選ぶのがいいのかも知れない。

右がミラネーゼストラップを装着したブラックモデル。けっこうおしゃれな印象だ
右がミラネーゼストラップを装着したブラックモデル。けっこうおしゃれな印象だ


ミラネーゼストラップの金属の目は細かい
ミラネーゼストラップの金属の目は細かい


シルバーモデルはシンプルなナイロンバンドを装備している
シルバーモデルはシンプルなナイロンバンドを装備している


日本市場はPowerWatchをどう受け入れるのか?


 箱から出して、物理ボタンを押してセットアップを開始するのだが、まずは専用アプリでスマホとリンクをする必要がある。歩数データなどは随時アプリに自動転送されるようになる。

初期起動時の画面、物理ボタンを押してセットアップを開始する
初期起動時の画面、物理ボタンを押してセットアップを開始する


 体温発電ということで、ユーザーの手元に届いたときの充電状態がどうなっているのか?少し気になったので、CTOのダグラス氏に聞いてみた。出荷されるときはフル充電で、超低消費電力モード(フル充電から1ヵ月以上駆動できる)にセットされてスリープ状態で出荷されるので、普通は特に問題ないはずということだ。もし、バッテリが切れていても、1日腕に装着していれば普通はフル充電できるという。なんにしても、これで日本市場に現実に投入されることになったMATRIX PowerWatchがどう受け入れられるかに注目したい。

CEOとCTOのサインが入っている
CEOとCTOのサインが入っている

《一条 真人》

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