高木菜那選手、平昌五輪マススタートにまつわる驚きの秘話明かす
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
平昌五輪では、妹・美帆らとともに挑んだ団体パシュートに加え、今回の五輪から正式種目となったマススタートも制し、2つの金メダルを獲得した。
マススタートの練習はいつから始めたのか聞かれた菜那選手は、「今年まではマススタートの練習はしてなかったですね」と告白し、さらに「“ぶっつけ本番”って感じで」と続けると、阿川佐和子から「軽く言わないでくださいよ」と驚かれていた。
マススタートは、20数人が一斉にスタートし、ショートトラックと同じようにレーンの区別なく滑って争うレース。ただ、通常の個人種目や団体パシュートより内側を滑るレースとして知られる。菜那選手は、「少しでも内側に入ると遠心力に耐えられなかったり、回るのが怖くなる選手もいる」としながら、「内側ギリギリに回る練習だけはしていた」と語った。
また競技中、自分の位置を取らせないよう、他の選手から後ろから押されたり、背中をつかんできたりするなど、「隠れた格闘技である」ことも明かした。さらに「菜那~!」と名前を呼ばれることもあるそうで、「呼ばないで~」と返していると言うと、阿川も笑っていた。
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