エビ中、全18ヵ所19公演に及ぶ春の全国ワンマンツアーをスタート

　私立恵比寿中学（エビ中）が、全18ヵ所19公演に及ぶ春の全国ワンマンツアー『私立恵比寿中学 SHAKARIKI SPRING TOUR 2018～New,Gakugeeeekai of Learning～（新・学芸会のすヽめ）』を、4月21 日に山梨・コラニー文化ホールよりスタートさせた。

　1月3日に開催された日本武道館公演で、廣田あいか（出席番号6番）が転校し、メンバー6人となり初めての全国ツアーの初日。今回のテーマは「エビ中が繰り広げる不可思議な童話」。オープニングSEが流れ、大きな本棚が全面にあしらわれた緞帳の間からライトを持った真山りかが登場すると、無言のまま、ライトで何かを探したり、おどけてみたりする芝居を繰り広げていると、恒例となっている学校のチャイムが鳴り、お馴染の「ebiture」が会場に鳴り響き、幕が上がった。

　ツアーロゴが描かれた大きな1冊の絵本のセットから、水色に赤のラインがアクセントとして入ったさわやかな制服調のワンピース衣装をまとったメンバーが登場し、公演がスタート。まずは、1曲目の「EBINOMICS」から、「HOT UP!!!」「サドンデス」と、アッパーチューンを連続し会場を盛り上げた。後半戦が始まると、キレのあるダンスパフォーマンスを披露し、メンバー全員で「でかどんでん！」と元気いっぱいのタイトルコール。6月6日発売の新曲「でかどんでん」を初披露した。

　曲中、先日公開されたばかりのジャケット写真に使われた印象的なロゴやイラストがセットの中から登場し、曲に合わせて動いたり、文字が入れ替え変わったり、セットもにぎやかで元気いっぱいなステージとなった。その後、今年1月クールにテレビ神奈川、GYAO!で放送された、小林歌穂の主演ドラマ『また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ』の主題歌「日記」も初披露し、観客からは大きな歓声が起きた。

　最後のMCで柏木から「本日は春ツアー初日でしたが、本当に皆さんのおかげで良いスタートを切ることができました。6人での出発となります。本当にこれからもみんなで頑張っていきたいと思いますので、エビ中の応援をよろしくお願いします」と挨拶し、星名も「全力で春ツアーを突っ走っていきますので、皆さんもぜひついてきてください。よろしくお願いします」と続けた。

　ファミリー（エビ中ファンの総称）も絵本の中の登場人物として共に楽しめる、最後までファンタジーな世界観が繰り広げられたステージとなり、アンコールを含む、全23曲約2時間15分にわたる熱演は終始盛り上がった。ツアーはこの後、7月22日東京国際フォーラムのファイナル公演まで約3ヶ月にわたって行われる。