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原作は、2008年~2014年まで『月刊デザート』(講談社)で連載され、コミックス全13巻累計発行部数は610万部を突破している『となりの怪物くん』。何もかもが「初めて」同士の2人を中心とした、まっすぐだけど不器用な登場人物たちが織りなす繊細なヒューマンドラマだ。
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今回のサプライズ登壇では、“大阪の怪物”に会いに行こうということで、「お笑いの怪物」すなわち、大阪を代表する“笑いの殿堂”・なんばグランド花月の舞台に参戦。
まずは、2人とも真剣な表情を見せながら、本読みで自分のセリフを確認。すると突然菅田から、映画『となりの怪物くん』の劇中シーンを再現する場面で、山田花子に向かって「俺、雫のこと好きかも」と言うセリフを、山田に合わせて「花子のこと好きかも」のほうが良いのではないかと提案。新喜劇メンバーと相談し、菅田の提案通りセリフを変更することになった。
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そしていよいよ本番。おなじみの吉本新喜劇のメンバーが登場すると、客席からは大歓声が沸き起こり、キャンプ場が舞台の物語がスタートするとあっという間に大爆笑の渦に。そのキャンプ場に、内場勝則座長の一家がみんなで遊びに来るものの、一家の娘・息子はこんなところに来たくはなかったと大騒ぎ。そんな中、キャンプ場の主人の母が、怪物級にびっくりする2人に偶然出会ったから連れてきたということで紹介されるのが、菅田と土屋。
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2人が登場することはサプライズだったため、主題歌『アイラブユー』をバックに二人が突然登場すると、まさかの出来事に会場には「えーー!!本物!?」など驚きの声が響きわたった。烏川耕一の口がヒョットコのように見えるのでイジり倒すという定番のくだりに挑戦した2人。ヒョットコにかけ、「ヒョット来い!」と菅田が言うと、「ちょっと来いやろ!」と烏川から素早く突っ込みが入るなど、テンポよく“ヒョットコ”の言葉遊びでボケ倒し、「ええ!」とオーバーすぎるほどに驚くというくだりでは、2人とも顎が外れ、目が飛び出るのではないかと思うほどの表情で驚き、会場は大爆笑。
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さらに、菅田の提案でセリフが変更になったシーンを再現する場面も、成功!さらに、新喜劇と言えばズッコケということで、2人も新喜劇メンバーに引けを取らないズッコケっぷりを披露!2人から作品の紹介をし、最後には、何か言おうとして何も言わずに去る...というこちらも定番のネタを披露し、出番は終了した。
今回の登壇について菅田は、「とても緊張しましたが、本当に楽しかったです!挨拶しようと手をあげたら、皆さんも何故か手をあげて!そういうことじゃない!って思いながら(笑)」など満足げな様子。一方の土屋は、「新喜劇の舞台に立つことができて、嬉しかったです。定番のくだりに参加させていただくのはとても緊張したのですが、本当にお客さんの反応が優しくてフォローしていただけて、感激しました」と、こちらも喜びを語っている。菅田と土屋が主演する映画『となりの怪物くん』は現在公開中。