同作は長澤まさみ演じるダー子と東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードという3人の信用詐欺師が欲望にまみれた人間たちから大金を騙し取る物語。第6話は自転車で一人旅をしていたボクちゃん(東出昌大)が、山間にある十色村(じっしきむら)でラーメン店を営む夫妻と出会うところから物語がスタートする。十色村はさびれていたが夫妻によれば、村の特産品などを販売する「ふるさとふれあいモール」が近々できるとのことで、彼らは昔のように村に活気が戻ることを期待していた。しかし、その2年後、さぞにぎわっているだろうと、再び十色村を訪れたボクちゃんは「ふるさとふれあいモール」が産廃処理場建設予定地に変わってしまった現実を目にすることに。ボクちゃんは、ダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)に産廃処理場の建設工事を止める手助けを頼むのだった……。
内村が演じるのはアメリカ帰りの売れっ子コンサルタント・斑井満。斑井の得意分野は、地方再生や町おこし、地方に出向いては、耳障りのいいプロジェクトを持ちかけ、ダタ同然で土地を買い上げ、産廃処理場などに転売する悪徳コンサルタントだ。
自身が演じる斑井というキャラクターについて内村は「コメディーなんですが、人間の業というか、奥底を突いているところがあって。(斑井満という男は)ひどい人ではあるんだけれど、根っこの部分に父への思いがあり、コメディーではあるけれど、最後に心があったまるドラマになっているのではないかと思います」とコメント。そして、内村は「私は、斑井みたいにスーパーカーには乗りませんし、マフラーもしないです(笑)。自分とは真逆の人間だと思います」とも話しており、果たしてそんな彼が悪徳コンサルタントの斑井をどのように演じたのか、注目だ。
テレビドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ)の第6話「古代遺跡編」は5月14日21時から放送開始。